
山形県鶴岡市の山奥にひっそりと佇む「皇壇(こうだん)の杉」
高さ27m、根回り8m、枝の長さ22mという巨大さを誇り、推定樹齢はなんと1800年。山形県の天然記念物にも指定されている伝説の巨木です。
かつてこの場所には「大日坊」という大きなお寺がありましたが、明治時代の焼き討ちや昭和の地滑りといった悲運に見舞われて移転。現在はこの杉だけが、かつての聖地にポツンと残されています。
ガーン!ハチこの子は、寺院の栄枯盛衰を見守ってきた杉なんだよ!
【伝説】皇壇の杉と大日坊の悲しい歴史
この杉は、第12代・景行(けいこう)天皇の息子である「御諸別皇子(みもろわけのおうじ)」のお墓に植えられたと伝えられています。正式名称は「大日坊の皇壇スギ」
ハチ先生ここは古代の皇族が眠る神聖な場所なんだ!
得意げなハチだから昔はとっても栄えてたんだよ!
もともとこの地にあった「大日坊」は、即身仏を安置するなど数々の文化財を有する由緒あるお寺でした。しかし、明治の廃仏毀釈による焼き討ちで伽藍が焼失。さらに昭和11年には地滑りの被害に遭い、規模を縮小して500mほど離れた場所に移転しました。
【現在の大日坊の場所と「皇壇の杉」の位置関係】
打ち続く悲運の中、奇跡的に生き残り、1800年もの間この地を見守り続けてきたのが、この「皇壇の杉」なのです。
ゴーン(泣)今じゃ、この地に独りぼっち。悲し杉!!!
まるで宇宙人?異様な姿の巨木

近くで見上げると、普通の杉とは思えない異様な形をしています。真ん中に顔のようなコブがあり、左右に伸びた枝はまるで手のよう。頭はメデューサのようにうねっています。
得意げなハチ顔っぽいところをアップで見ると、ほっぺが膨らんでるように見えるね!
カメラ小僧 ゴン俺は宇宙人に見えるで!

根本より途中の方が太くなっていたり、枝が一旦下がってからまた上に伸びていたりと、支えもなしにどうやって立っているのか不思議なくらいです。木の周りは一周できるので、色々な角度から観察してみてください。

焦るハチ一枚目の写真も大きいと思ったけど、全体はすごいね!
ゴン博士高さ27m、ビル9階分に相当する高さやで!
皇壇の杉へのアクセス(※注意あり)
最後に重要なアクセス情報です。皇壇の杉は山の中にあり、場所が少し分かりにくいです。
駐車場について
杉の目の前に整備された駐車場はありません。
地図上では近くに移転後の「大日坊」があり、そこに駐車場もありますが、杉までは距離があります。また大日坊は有料拝観のお寺ですので、杉を見るためだけに駐車するのは推奨できません。
おすすめは、杉へ通じる道の終点(行き止まり)付近のスペースを利用することです。県道351号線から横道に入り、車一台がやっと通れる道を進んだ先が行き止まりになっており、そこから徒歩5分ほどで杉に到着します。
入口の地図
Googleマップのナビでは正確な道が出ないことがあるため、県道から横道に入るポイントの地図を貼っておきます。ここから入っていきます。
ゴン近くまで行くと看板が出てるから、その通りに進んでな!
道は狭いから運転には十分気をつけて!
皇壇の杉のまとめ
| おすすめ度 | ★★★☆☆ ★5:感動の絶景 ★3:万人におすすめ ★1:玄人のあなたこそ |
| 住所 | 山形県鶴岡市大網(旧大日坊境内) |
| おすすめ時期 | 特になし(雪のない時期) ※森の中なので虫除けがあると安心です |
| 拝観時間 | 24時間(街灯はないので明るい時間に) |
| 料金 | 無料 |
| アクセス | 県道351号線から横道に入り、行き止まりから徒歩5分 |
| 駐車場 | なし(行き止まりスペースに駐車可能) ※大日坊の駐車場は遠いため非推奨 |
| トイレ | なし |
| 確認日 | 2025年12月 |
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