
SONY α7CⅡ+SIGMA 24-70mmF2.8DGDNⅡ
福島県と山形県の県境にそびえる「西大巓(にしだいてん)」と「西我妻山(にしあづまやま)」。
冬の厳しい寒さが作り出す芸術、樹氷が見られる名所ですが、ここの樹氷は一味違います。
その名も「リトルモンスター」。
蔵王の巨大な「スノーモンスター」に比べると小ぶりで可愛らしいことからそう呼ばれていますが、侮ってはいけません。
一面に広がる銀世界と、そこに立ち並ぶ無数のモンスターたちが織りなす景色は、「リトル」の名に収まらないほどの絶景です。
今回は、そんな愛らしくも美しいリトルモンスターに会いにいくためのアクセス方法や、実際の登山で見つけた撮影ポイント、注意点をご紹介します。
ゴン博士リトルモンスターと言いつつ、3mくらいある巨大なやつもいるよ!
ハチ先生雪山装備についての記事リンクを貼っておくね!準備はしっかりと!

西大巓・西我妻山へのアクセス
グランデコスノーリゾートからゴンドラを利用
リトルモンスターのある西大巓・西我妻山へは、福島県側の「グランデコスノーリゾート(スキー場)」のゴンドラを利用して標高を稼ぎ、そこから登山でアクセスするのが一般的です。

SONY α7CⅡ+SIGMA 20-200mmF3.4-6.3DG
ドヤァ〜!なゴンスキーを滑らないのにゴンドラに乗るのは不思議な感覚やな!
得意げなハチ体力温存だね!歩いて登るのはかなりキツイと思う!
※帰りも基本的にはゴンドラを利用して下山します。営業時間が8時半~15時までなので、時間の管理には十分注意が必要です。
ゴンドラ山頂駅から、樹氷が見られる西大巓まではコースタイムで約1.5時間です。
ハチ先生【豆知識】ちなみに、夏の登山は山形側の『天元台』からリフトを乗り継ぐのが最短ルートで人気だよ!
【最重要】地図アプリは必須!
人気の場所なので、ルートには先行者の踏み跡(トレース)があり、それを辿れば自然と目的地に到着できることが多いです。
しかし、吹雪くと一瞬でトレースが消えることがあるため、YAMAPなどのスマートフォンの登山アプリで、オフラインでもGPS情報が使える地図を予めダウンロードしておくことを強く推奨します。
ドヤァ〜!なゴンYAMAPは月に一回だけ無料で地図をダウンロードできるで!安全のためには必須や!
登山開始:スキー場脇から森へ
ゴンドラを降りたら、まずはスキー場のコースの端を登っていきます。
ここの斜度が意外ときつく、いきなり心を折られそうになりますが、ここがリトルモンスターまでの道のりで一番しんどい場所かもしれません。焦らずゆっくり進みましょう。

SONY α7CⅡ+SIGMA 20-200mmF3.4-6.3DG
登っていくと、動いていない第4クワッドリフトの降り場が見えてきます。そちらへは行かず、右側の森へ入って登山道を進みます。
ゴーン(泣)このリフトが動いてくれればもっと楽なんだけどなー。

SONY α7CⅡ+SIGMA 20-200mmF3.4-6.3DG
森に入ると景色が一変し、静寂に包まれた雪の林の中を歩く気持ちの良いハイクになります。

SONY α7CⅡ+SIGMA 24-70mmF2.8DGDNⅡ
このあたりの道中では、まだモンスターと呼べるほどの樹氷は見られません。標高を上げるにつれ、徐々に木々の様子が変わっていきます。
リトルモンスター出現!

SONY α7CⅡ+SIGMA 20-200mmF3.4-6.3DG
森林限界を超えたあたりから、突然視界が開け、リトルモンスターたちが姿を現します。まずは、快晴の日の写真をご覧ください。

SONY α7CⅡ+SIGMA 20-200mmF3.4-6.3DG
カメラ小僧 ゴン青空と筋状の雲の下に広がるリトルモンスター!このコントラストが映えるな!

SONY α7CⅡ+SIGMA 20-200mmF3.4-6.3DG
カメラ小娘 ハチ遠くに西我妻山の避難小屋が見えるね!周りを囲む樹氷の数もすごい!

SONY α7CⅡ+SIGMA 20-200mmF3.4-6.3DG
晴れていると遠くの山々まで見渡せます。意外にも遠くに見える山々は雪が少ないのが印象的でした。
2月も終盤になると、少し融け気味で枝が見えているモンスターもちらほらと見受けられます。
ちなみに、今回の写真は『SIGMA 20-200mm F3.5-6.3 DG』という高倍率ズームレンズ一本で撮影しています。超広角から望遠まで一本で撮影可能で、更に近接撮影にも強いというスキの無いレンズです。
カメラ小僧 ゴン超広角域から望遠まで一本でカバーできて、しかも軽い!レンズ交換のリスクがある雪山登山には最強のレンズやな!
カメラ小娘 ハチついでにボディーも軽量フルサイズのα7CⅡだよね!
曇りの日+見頃のリトルモンスター
カメラ小僧 ゴン天気の悪い時のリトルモンスターの写真も載せておくぞ。これはこれで雰囲気がある。
この写真を撮影した日は、ガス(霧)が出ていて空も背景も真っ白でした。その分、人も少なく、雪面に踏み跡もありません。
撮影時には「これでちゃんと写ってるのかな?」と不安でしたが、家に帰ってRAW現像してみると、幻想的でいい感じに仕上がりました。

SONY α7CⅡ+SIGMA 24-70mmF2.8DGDNⅡ
得意げなハチ木に氷が横向きについてる!これが噂のエビの尻尾だね!
ゴン博士エビの尻尾は、強風に乗った過冷却水滴が木にぶつかって凍り、風上に向かって成長してるのだ!
※過冷却水滴とは、氷点下でも凍っていない不思議な水のこと。木などの物体に衝突した衝撃で一瞬にして凍りつきます。

SONY α7CⅡ+SIGMA 24-70mmF2.8DGDNⅡ
斜面に一列に並んだリトルモンスターたち。まるで整列しているようです。
カメラ小僧 ゴンこういう切り取り方は「ミニマル写真」って言うんだ。たぶん。

SONY α7CⅡ+SIGMA 24-70mmF2.8DGDNⅡ
遠くはガスで見えませんが、かなりの数のリトルモンスターが群生しているのがわかります。

SONY α7CⅡ+SIGMA 24-70mmF2.8DGDNⅡ
一瞬だけ晴れ間が出た瞬間に撮影しました。この日、太陽が顔を出したのは本当に数分だけでした…。
カメラ小僧 ゴン右側の雲がなければ、もっと面白い写真になったかもしれんな〜。
【豆知識】樹氷の中身は『アオモリトドマツ(オオシラビソ)』という針葉樹です。蔵王のモンスターと同じ種類です!
帰りの時間は厳守!

SONY α7CⅡ+SIGMA 20-200mmF3.4-6.3DG
撮影時間をご覧ください。14時58分…ギリギリセーフで最終ゴンドラに間に合い、帰ることができました。
途中、ものすごく急いで下山しましたが、雪道の下りは足にきます。
スキー場は下りのゴンドラは登りより遅くまで動いてるイメージがありますが、ここはシビアです。
驚愕のハチ私達のちょっと後ろにも登山の人がいたんだよね…あの人たち大丈夫だったかな?
焦るゴンちょっと厳しそうヤったよな…ゴンドラ逃すと徒歩下山やから地獄やで。
スタッドレスでも注意が必要!アクセス道の罠
グランデコへ向かう道中で、スタッドレスタイヤを履いているにも関わらず、何台もの車が立ち往生していました。
ゴン8台くらい立ち往生してて、それを避けて進むからスキー場まで凄い渋滞してたで…あれはカオスやった。
ハチ?特に坂道がキツイなどではないのだけど、アイスバーンかな?
グランデコへのアクセスは、多くの場合、下の地図にある「裏磐梯ビジターセンター」の交差点を曲がって行くことになります。
高速インターからビジターセンター前までは、除雪が完璧でノーマルタイヤでも走れるほどでしたが、グランデコ方面の坂道へ入ったら徐々に除雪されなくなります。
スタッドレスタイヤだけど性能に不安がある、四駆ではない、という方は、無理をせずビジターセンターの駐車場でチェーンを巻くことを強くおすすめします。
得意げなハチ我らは金属チェーンを巻いたよ!やっぱり金属チェーンは最強だね!
焦るゴンオールシーズンタイヤやから、チェーンは必須やな。
アクセス・おすすめ時期など
| おすすめ度 | ★★★★★ ★5:感動の絶景 ★3:万人におすすめ ★1:玄人のあなたこそ |
| 住所 | 福島県耶麻郡北塩原村檜原荒砂沢山 (グランデコにしています) |
| おすすめ時期 | 1月~2月 |
| 公開時間 | 24hだがゴンドラは15時まで |
| アクセス | グランデコからゴンドラ、そこから登山 |
| 料金 | 無料 |
| 公式HP | EN RESORT Grandeco |
| 確認日 | 2026年3月 |
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