三重・和歌山・大阪・奈良の4県にまたがる世界遺産「熊野古道」の中で、最も有名なのが和歌山県勝浦町にある「熊野那智大社」です。「熊野那智大社」からは三重塔と「那智の滝」をセットで見る事ができ、その美しい光景に多くの観光客が魅了されています。「那智の滝」は落差133mの直瀑で、直瀑としては落差日本一を誇っており、日本三大瀑布の一つです。また、近くに熊野古道の中で有名な「大門坂」もあるので、時間のある方は是非「大門坂」と「熊野那智大社」をセットで見に行ってください。
「熊野那智大社」へのおすすめルート
那智大社に駐車場(大型連休などのみ有料)はありますが、私たちのおすすめは「大門坂 駐車場」(無料)に車を停めて、熊野古道で有名な「大門坂」を歩いて「熊野那智大社」に行くルートです。上記写真のように、杉が立ち並び、苔むす風情ある道が「熊野那智大社」まで約1.7km続いており、40分ほど歩けば那智大社にたどり着きます。
那智大社まで、延々と石で補装された坂道や階段が続きますが、たくさんの観光客が歩いて賑わっています。
大門坂の駐車場は無料やしな!
大門坂は那智大社の参道になっているから、歩くべし!
「大門坂」は別記事に詳しくまとめてあるのだ!
「熊野那智大社」でやるべきこと
お参りしよう
本殿は朱色の綺麗な建物です。
那智大社の前には巨大おみくじがあるよ!
一生懸命振るのじゃ!
近くに、那智山青岸渡寺ってのがあるけど、関係性はよくわからないです
神社の中に、よく別の神社があるけど、謎ですな。。
楠の胎内くぐりをしよう!
那智大社には樹齢850年、幹まわり8.5mの大樟があります。大きな空洞があり、その中を通ることができます。
入場料の代わりに、護摩木(300円)か絵馬(500円)に願いを書いて、持って通り抜けます。
中にハシゴもある!
これは巨木ハンターとしてはやるべき!
中は狭いですが、文字通り木の中を通ることができるので意外と楽しかったです。お盆は混んでおり、列ができていましたが10分も待たずに通ることができました。
(樟と楠の漢字はどちらもクスノキを表すが、昔は、楠は中国のタブノキを表していたそうです。公式HPに表記を合わせています。)
三重塔と那智の滝を撮影しよう!
「那智の滝」と言えば、手前の「三重塔」と「那智の滝」をセットで写すのが定番の構図です。多くのカメラマンがこの光景を撮ります。時には、早朝に来て霧と共に撮影したり、雨と共に撮影したりもします。猛者は、雪景色や台風の後で水量が多い時期に来る方もいます。
三大瀑布だけど、あまり感動が無い・・・
遠くから見てるからね。
でも凄く日本的な写真よね。私はこれが見たかったのよ。
手前の三重塔は、入場料300円で中に入ることができます。三重塔から那智の滝を見れますが、外から見たのと特に変化はないですね。
また中には変わった画風?の絵があります。
うーん。中に入らなくてもよかったかも?
芸術は難しい・・・
ヤタガラスのおみくじ
「熊野那智大社」には、ヤタガラスのおみくじがあります。とても可愛らしいおみくじですので、立ち寄った際は是非おみくじを引いてみてください。
※ヤタガラスは3本の足がある神の使い。日本サッカー協会のシンボルマークにもなっています。
最近、我らのマイブーム!
神社の特徴を表したオマケ付きおみくじは、お土産にピッタリや!
他には、「那智黒」っていう黒い飴が売ってて名物だよ!
せやな!みんな買ってたで!!
※ハチさんが飴が苦手なので、我らは購入に至らず・・・。食レポがなくて申し訳ない!
「熊野那智大社」まとめ
是非とも「大門坂」から歩いて参拝してね!
おすすめ度:★★★★☆
住所:和歌山県東牟婁郡那智勝浦町市野々3034(※大門坂駐車場の住所)
オススメ時期:特になし
アクセス方法:車(大門坂駐車場は無料、那智大社の駐車場は繁忙期は有料です)
料金:無料
大門坂 駐車場の地図:地図を見る