
佐賀県武雄市にある「武雄の大楠」は樹齢3000年、「塚崎の大楠」は樹齢2000年を超えている巨木で、市の天然記念物に指定されています。
「武雄の大楠」は、全国巨木ランキング7位に入るほどの巨木で、根元に石造の階段、幹の中には祠があり、とても神々しい姿をしています。「塚先の大楠」は、幹の内部が空洞になっており、まるで「プチ ウィルソン株(屋久島の名木)」のようでした。
どちらも、徒歩で見て回れる範囲内にありますので、是非、訪れた際は両方とも見に行ってください。
武雄神社の御神木「武雄の大楠」

「武雄の大楠」は、「武雄神社」の御神木です。樹齢は3000年。幹の中央には石造の階段、内部には祠があり、古くから信仰の対象として崇められてきたようです。市の天然記念物であり、日本巨木ランキング7位の大楠です。
2022年以前は、木の近くまで見に行くことができましたが、2022年以降は大楠の老朽化、腐食、耐久性の低下などの理由により、以前あった柵よりも更に範囲を広げた柵が設けられており、ちょっと距離を感じるかもしれません。
樹勢も衰えてきているようで、見に行きたい方は早めに行ってください。

遠くからしか見れないと思ったら・・・
1日でも長く、生えていて欲しいな。

武雄の大楠までのアクセス

「武雄の大楠」は、武雄神社の敷地内にあります。車で来た方は神社の駐車場に止めてください。本殿の左側に「御神木」と書かれた石造の鳥居があるので、そこを道なりに数分 進むと「武雄の大楠」まで行けます。道は一部、舗装されていません。


駐車場から本殿までの道には「夫婦杉」もあったで!


この鳥居から少し歩くよー!


うぉぉ!
何度も撮影しても素晴らしい!
塚崎の大楠

「武雄の大楠」から徒歩10分ほどの場所に「塚崎の大楠」もあります。こちらは、樹齢2000年と言われています。中世から近世初めにあった「武雄城」の図面である「武雄城下屋敷図(18世紀後半 作成)」にも、この木の存在が記されている歴史ある巨木です。
現在は、幹回りが衰え、枯れ枝、幹の空洞化の進行が懸念されております。特に幹は樹皮のみが残っている状態で、こちらの巨木も見たい方は早めに行ったほうがいいかもしれません。



幹の内部は空洞になっていて、大人4人は入れるよ!

まさに、屋久島のプチ ウィルソン株や!


俺様が身長250cmだから、かなり大きいな!

私は155cmだよ!

ぬぁ!!mowfaoeiga!!
「塚崎の大楠」アクセス
少し分かりにくい場所に「塚崎の大楠」駐車場があります。「武雄神社」の駐車場から県道330号線へ左に出ます。すると、すぐ左手に「武雄市文化会館」「武雄市中央公民館」などの入り口があるので、そこを左折します。細い道を進んでいくと左手に公民館や文化会館の駐車場がありますので、そちらに停めて良いそうです。
「塚崎の大楠」は、進んできた道の左側にあった森の中にあります。少し階段や坂道もありますが、駐車場からすぐ辿り着けます。
「武雄の大楠」と「塚崎の大楠」のまとめ

どちらも素晴らしい木だけど
老朽化が進んでいるので、早く会いに行ってね!
おすすめ度:★★★☆☆
住所:佐賀県武雄市武雄町大字武雄
オススメ時期:特になし
アクセス方法:佐世保線「武雄温泉駅」より徒歩20分 or 「武雄神社」か「武雄文化会館」横に駐車場無料あり
料金:無料
武雄の大楠の地図:地図を見る
塚崎の大楠の地図:地図を見る