
香川県小豆島にある「宝生院のシンパク」は樹齢1,600年の真柏(別名ミヤマビャクシン)です。古墳時代に、第15代天皇「応神天皇」が植えたと言われている歴史ある巨木です。
小豆島で有名な観光名所「エンジェルロード」からほど近い宝生院に植えられており、見る角度によってはさまざまな生き物に見えると言われています。
小豆島って??どうやって行ったの?

そもそも、小豆島ってどこなんだ?

香川にある離島やで!
昔行ったけど、今は結構映えスポットがあるらしい!

なにそれ!気になる!!
小豆島は、香川県にある離島で「香川県 高松港」「兵庫県 姫路港/神戸港」「岡山県 宇野港/新岡山港/日生港」などからフェリーで行ける、アクセスの良い離島です。私たちは2021年GWにカーフェリーにて上陸、小豆島でも車中泊旅を楽しんできました。
宝生院の歴史とアクセスについて

国の特別天然記念物「宝生院のシンパク」がある宝生院は小豆島の西側 土庄町にある寺院です。約1,200年前に弘法太師が小豆島に訪れ、各地で修行したことからこの寺院が作られたそうです。昔は別の場所にありましたが、明治維新での神仏分離により別の場所から現在のこの場所に移ってきました。
ここは公共交通機関が通っていないため、車で行くのですが、駐車場までの道が狭いので気をつけてお越しください。(大型バスの駐車場が離れて作られるほど道が狭い)軽自動車であってもすれ違いできません。上記写真の右側、白い車が止まっている場所が駐車場です。「宝生院のシンパク」のちょうど目の前です。

ほう。
お寺も歴史あるけど、シンパクより後にできたんやな!

古くからあるお寺だからか、周りの道が細いんだよー。
貴重な国の特別天然記念物「宝生院のシンパク」について


国指定の特別天然記念物は10本しかないんだ!
そのうちの1本がこのシンパクなんだよ!

特別天然記念物については、
山形「東根のオオケヤキ」の記事を参照やな!

シンパクの歴史
「宝生院のシンパク」が国の特別天然記念物に指定されたのは昭和30年です。今現在でも唯一の「シンパク(真柏)」の特別天然記念物であり、瀬戸内での唯一の特別天然記念物でもあります。この木は寺院よりも古い歴史を持っており、「日本書紀」にも登場しており、その記載から第15代天皇の応神天皇が植えたと言われています。
また、江戸時代にはすでに巨木として有名だったそうです。
見る角度によって 浮き出てくる生き物たち
この木は見る角度によって、「龍」「象」「亀」に見えるそうです。
「象」と「亀」は分かりましたが、「龍」は分かりませんでした・・・。



龍・象・亀って難易度S級じゃない!?
見学時、撮影時の注意事項

「宝生院のシンパク」は根を保護するために木道が設置されています。木道以外は歩けません。木道が木に非常に近い場所にぐるっと設置されているため、撮影には超広角レンズが必須です。木が高い塀に囲われているので、遠くから引いて撮影するのも難しいです。
また、17時に閉門するそうです。駐車場の利用も17時までとなっております。

俺様の力があれば撮影も容易かったぜ

はて?一体、何時間滞在したのかしら?

いっつも車旅だから
レンズ全部揃ってるからサクサク撮影できるはずでは?

じ、時間に余裕を持ってお越しください。
撮影に頭を悩ませる案件です。
「宝生院のシンパク」まとめ と アクセス

超超広角レンズを買っていくのだ!
by レンズは高値で売れるから「実質無料」だぜ!
おすすめ度:★★★★☆
住所:香川県小豆郡土庄町上庄412
オススメ時期:特になし
アクセス方法:車、無料駐車場あり
料金:無料
宝生院のシンパクの地図:地図を見る