香川県三島市にある「志々島」は、人口約20人、「男はつらいよ」のロケ地&島の斜面の一角を彩る花畑が有名な島です。花畑が満開の時期は、定員70名の連絡船に人が乗り切れないほど観光客が訪れます。この島の隠れた名物が樹齢1200年の大楠です。幹周14m、樹高40mで、枝が広がっている大きさは広すぎてよく分からないほどの巨木です。
志々島へのアクセス
志々島へは宮ノ下港から出ている粟島汽船のフェリーで片道350円で行けます。フェリーは1日3便。港の駐車場は無料です。
フェリーには70人乗れますが、定員オーバーの場合は乗れません。後で紹介する天空の花畑が見頃の4月~5月いっぱい辺りは乗れない場合があるようです。
その場合は次の便か、海上タクシーで行くことになります。私たちがゴールデンウィークに行った時も朝から人が長蛇の列で船内は満員電車のようでした。
チケットは船内で購入なのですぞ!
志々島の大楠までの道
志々島に降り立つと、高さ1mもないくらいの小屋がたくさんあります。志々島では両墓制と呼ばれる埋葬とお参りする場所を別々に設けているようです。小屋はお参り用のお墓です。
お墓ということで、写真は撮ってなかったけど、別に撮ってても問題なさそうな気もしました。
大楠までは、看板が要所要所で看板があるので、迷子になることはないと思います。徒歩20分ほどで着きます。道は基本上り坂です。
到着すると、目の前には、想像以上に大きな木があります。行く前に志々島の楠の写真は見ていたのですが、遥か想像の上をいく大きさです。
とにかく横に広いです。木の周りを一周する道がありますが、それがなかなかの距離です。
樹高40mなので、写真から見ると幅は80mくらいありそう!
近づくと幹が太いです。引きの写真では分かりづらいですが、幹周14mは伊達ではありません。もちろん枝も太いです。
地面についている枝は一見折れてるように見えますが、ちゃんと先にも葉が生えており繋がっています。
楠は樹齢1000年で枝が地面につくと、どこかのサイトで読みました。
人と比べてもこの大きさです。左の枝が地面に付いていますね。この枝も、かなりの太さです。
超広角でいろんな角度から、ひたすら撮っても飽きないです。
木の上には、 展望台があり、海まで見渡す事ができます。更新HPには大楠を上から見下ろせると書いてありましたが、分かりませんでした。。
次行ったら、楠の倉展望台からの景色を、ちゃんと確認しよー!
天空の花畑にも行こう
大楠に大満足じゃ!帰るぞ。
チッチッチ!ここには、天空の花畑っていう映え映えスポットがあるのだ!
ばえばえ。
天空の花畑は、元花農家のおばあちゃんとその家族が、手入れしている花畑で、山の斜面に綺麗に咲いています。私たちが行った頃は見ごろが過ぎてしまっていましたが、志々島の斜面の一角を彩る大きな花畑にとても感動しました。
まずは、天空のブランコがあります。
鯉のぼりや、素敵なベンチなども設置されています。
次は斜面が満開の時にも行きたいな!
これをたった3人でお手入れしているとは・・・。驚きです。花畑に花代の募金箱があったので、少し貢献して帰りました。フェリー乗り場までは、天空の花畑を下っていけば10分もかからず帰れます。
ま と め
志々島は本当にいい場所でした!また行きたい!
「志々島」は本当にいいところですが、島にはお店が1店舗しかなく不定休(我々が行った時もお休みでした)お昼は持参が無難です。また、医療機関ももちろんありませんのでお気をつけください。
おすすめ度:★★★★★
住所:香川県三豊市詫間町志々島
オススメ時期:4月-5月
アクセス方法:フェリー(片道350円)※フェリー乗り場の駐車場は無料
料金:無料
志々島の大楠の地図:地図を見る