
群馬県みなかみ町にある「大幽洞窟」では、1月下旬〜2月ごろまで「氷筍(ひょうじゅん)」という地面から氷柱が生えているような不思議な景色を見ることができる、貴重なスポットです。
ですが、行くまでの道のりは案内板など特に無いので気をつけて行ってきてください。

行き方もまとめたので記事を最後まで見てくれると嬉しいです!
大幽洞窟へのルート

さて、ルートをサラッと解説するよー。

踏み跡があると簡単だけど、無かったら初めてだとキツイかも?

距離は1.6kmくらいしかないけど、基本登りなのでけっこう時間かかりました。
行きは2時間、帰りは1時間くらいでした。(写真撮ってる時間含む)
「大幽洞窟」へは案内看板や、目印があまり無いです。特に、スタート地点から分岐路までは何も無いので気をつけてください。ハチとゴンは初めての訪問でしたが、この日は幸運なことに晴天&洞窟散策の方が多く、踏み跡が有り問題なく辿り着くことができました。
心配な方は、有料のガイドツアーもあるので利用してもいいと思います。
(Googleマップで洞窟の座標をページの下に載せておきます。)

行く時は大幽洞窟の座標をスマホに入れておくとええで!
駐車場〜スタート地点まで
「大幽洞窟」は「群馬みなかみほうだいぎスキー場」の奥にあります。ひとまず、スキー場を目指して行ってください。私達はスタックが怖かったのでスキー場に停めましたが(駐車代1,000円)、スキー場の駐車案内を振り切って奥に進むと、登山用の無料駐車場もありますので天気の良い日はそちらでいいと思います。→登山用駐車場位置情報

積雪が酷い日はスタック祭りらしいから気をつけるのだ!
登山用駐車場からすぐ雪原に入れます。まずは、まっすぐ進みます。

最初の分岐
駐車場からまっすぐ進むと、標識のある道に出てきます。夏場は車も通れる道のようで、木が開けているのでわかりやすいと思います。その道を道なりに進んでください。少し進むとスキー場のリフトの降り場が右に見えます。

唯一の看板!重要分岐!!
しばらく進むと「大幽洞窟」と書いてある看板が左手に出てきますので、左の緩やかな坂道を登ります。まっすぐ行く人もおり、トレース(踏み跡)の道が二手に分かれていますが直進は別の場所に行ってしまうので注意です。

看板はボロボロです。。。看板を越えると、ほぼ上り坂で果てしなく遠く感じてきますが頑張ってください。
途中チラホラ赤いテープも見えてきます。
※また、途中一箇所だけトレースが二手に分かれている場所がありましたが、それは道なりに進むのがベストです。(どちらに進んでも洞窟にはたどり着ける)


途中、めっちゃきつい坂道があるけど・・・それは幻やで。

この坂を越えれば!と何度思ったか・・・

そうそう・・・
次のポイントまでの坂道は全部ウォーミングアップ程度なんや・・・
これが見えたら洞窟まであと少し!体感45度の激坂を登る!!
大きな空洞の切り株まで来ると、洞窟が遠目に見えます。

洞窟までは斜度がキツイです。45度くらいあるのではないか!?と思うほどで、アイゼンかスノーシューでなければ行けないと思います。

この氷柱のある岩が目印です。

登り切ったらゴールです。お疲れ様です。


看板がほんと無かったから、Googleマップに洞窟の座標を登録してそれを見ながら行ったらとても安心だったよ!おすすめ!
大幽洞窟の氷筍

洞窟は立ち入り禁止やから望遠撮ってます。
暗いことも想定して三脚も持ってきたぜ!

こういうのだけは用意がいいよね!




最後の写真は洞窟の外にあったから、近くから撮ったぜ!


氷の結晶もあると思って、マクロレンズも持ってきてたぜ!

なんて用意周到な。。。
洞窟の上には氷の結晶がついてました。これが融けて雫になって氷筍ができるのかな?
ま と め

距離の割にはすごい時間がかかって、全身の筋肉を酷使して良いトレーニングやったで!

アミノバイタルがないとやっていけません・・・。
※ハチとゴンは、実はハチの方がアスリートでゴンは体にガタがすぐ来る。
おすすめ度:★★★☆☆
住所:群馬県利根郡みなかみ町藤原
オススメ時期:2月中旬頃は最盛期?
アクセス方法:駐車場から2時間ほど
料金:無料 ※手前のスキー場に停めると1000円かかる
大幽洞窟の地図:地図を見る
大幽洞窟の駐車場の地図:地図を見る