十五社(じごせ)の楠は、1本で森のように見えることから十五社の森とも呼ばれています。
和歌山県伊都郡にあり、樹齢600年、幹まわり13.5m、樹高20m、枝張り25mの近畿最大の巨木で、和歌山県の天然記念物に指定されています。
なぜに十五社の楠って呼ばれるの?
十五社って意味はあるのかな?
十五社明神のそばにあったから、十五社の楠って呼ばれているのだ
今では、小さな薬師堂と木だけが残ったのか
木は根元で6方向に分かれており、独特な形状をしています。1つ1つが太く近くで見ると迫力があります。
1本の木でも森のように見えることから十五社の森とも呼ばれています。
樹勢は旺盛に見えますが、過去には樹勢が衰えてきており、2014年頃に治療をして今の姿(2023年)となっています。
高齢の木はお手入れが大事なんだねー
復活してくれて良かった!
今では「木にのぼらないように」って看板がありますが、昔はかくれんぼや木登りと親しまれていたようです。
ちょうど窪みがあるので、座ってみたい気持ちになってしまいますね。
十五社の楠は近畿最大?
環境庁の調査によると、近畿最大の樹木とされています。
我が故郷、大阪には薫蓋樟という巨木があるぜ!
薫蓋樟もデカいので比較してみよう。
大阪にある薫蓋樟と比較してみよう。
樹齢:600年-1000年
幹回り:13.5m-13.1m
樹高:20m-25m
枝張り:25m-33m
ん?薫蓋樟の方がでかくね!?
木の大きさは、地上130cmの幹まわりで比較してるからね!
くー、僅差で薫蓋樟は近畿差大ではないのか
一つの目安だから、見た人がそれぞれ感じることがあればいいのだ
見た目だと、十五社の楠の方が背が高くて、細いイメージでしたが、違いました。
木の見た目の大きさは周りの景色、見る距離、向きによって変わる事が、よく分かりました。
ま と め
近畿最大の巨木!見に行こう!
おすすめ度:★★★☆☆
住所:和歌山県伊都郡かつらぎ町笠田東
オススメ時期:特になし
アクセス方法:JR笠田駅から徒歩10分
料金:無料
十五社の楠の地図:地図を見る