北海道一人旅5日目は、朝から積丹半島を目指し、積丹ブルーの絶景に期待を膨らませてスタートしました。道中では雨や曇天に悩まされつつも、滝百選「賀老の滝」での冒険、心温まる出会い、そして旅のクライマックスである日本三大夜景「函館山」への到達まで、波乱万丈の一日を振り返ります。数々の絶景とハプニングが織りなす、忘れられない旅の記録です。
本HPは、実際に行って見て、撮影した写真だけを使って、感じた事を書いた個人HPです。
【5日目のルート】
積丹半島→神威岬→弁慶岬→賀老の滝→親子熊岩→館の岬→函館山
【積丹岬】雨と曇天、積丹ブルーの無念
5日目の朝は、「朝日は今日こそ見れるかな」と期待して起きましたが、やはり空は一面の曇り空。この旅では、なかなか天候に恵まれません。本当に見事なまでの曇りで、ここまで朝日を見れたのはゼロ日です。

積丹岬は「渚百選」にも選ばれており、「積丹ブルー」と呼ばれる美しい青色が特徴的な場所です。早朝から向かったのですが、まさかのゲリラ豪雨に見舞われてしまいました。渚百選なのに、なんだか残念な気持ちになります。しかも朝早すぎて日の光も入っていなかったので、積丹ブルーもそこまでキレイには見えませんでした。雨だし……。


写真もどこか投げやりな感じが滲み出ていますね……。この旅、もう少し晴れてくれることを願うばかりです。
ハチ積丹ブルーが見たかったのに、雨はショックだね……。
ゴーン(泣)これもまた、自然の気まぐれというものだ!
【神威岬】女人禁制の岬で晴れ間を追いかける!
積丹岬からそのまま神威岬へ向かいましたが、開門時間の8時前だったので、外で30分ほど待つことに。(少し早めに開けてくれたのはありがたかったです。)雨はやんでいましたが、空はまだ曇りでした。
この場所は、かつて女人禁制の地だったという歴史を持つ岬です。岬の先端に突き出すロウソクのような岩が特徴的で、その独特の景観には、誰もが惹きつけられてしまいます。


広大な景色を撮るには超広角レンズも良いですが、魚眼レンズも活躍する場面が多いです。歪みはありますが、その歪みを強調したり、逆に分からないように工夫したりと、面白い表現ができるレンズです(写真のカメラに魚眼レンズ付けています)。この下に載せた魚眼レンズで撮った写真も、個人的にはお気に入りです。
積丹半島を訪れた時よりも少し時間が経っていたので、日の光も少しは射し込み、積丹ブルーの海の色がようやく分かります。しかし、さすがに曇り空なので、写真に撮ってもなんだか微妙で、期待していたような爽快感はありませんでした。
写真を撮り終わり、帰ろうとしていると、奇跡的に少しだけ晴れ間が見えてきたので、思わずUターンしました。今回の旅のコンセプトは「妥協はしない!」になっていたので、晴れ間を逃すわけにはいきません。


(だいぶ補正が強いですが、完全に晴れていればこんな感じだと思います。)おかげで神威岬に余分に1時間ほど時間を使ってしまいましたが、納得の一枚が撮れて良かったです。
カメラ小僧 ゴン妥協は許さん!最高の景色を収めるのだ!
驚愕のハチ晴れ間を見つけたら引き返す!これぞ写真家の執念だね!
【弁慶岬】風車と弁慶像、束の間の青空
神威岬を後にして海岸沿いを走っていると、視界に風力発電の風車が見えてきました。最北端の宗谷岬へ向かうオロロンラインにも風車が並んでおり、これぞ北海道!と感じさせる風景の一つです。

さらに海岸沿いに進むと、弁慶岬があります。弁慶伝説にちなんだ岬で、勇ましい弁慶像が立っています。神威岬にいた時よりもさらに晴れており……またしてもタイミングの悪さを感じてしまいました。

スヤスヤ ゴン旅の天気は運なのだ!
得意げなハチここは弁慶パワーで晴れたのか!?
【賀老の滝】まさかの迷子!伝説の道の先の天然炭酸水、そして感動の滝百選
次の目的地である賀老の滝周辺に到着しましたが、どこに滝があるか分からず、かなり歩き回りました。迷っていると「ドラゴンウォーター」という看板を見つけ、そこには「伝説の道」の案内が。なんとも投げやりな看板ですが、その先には超普通の道が続いていました……。
厨二病ゴンで、伝説の道とは・・・


「ドラゴンウォーター」はなんと湧き水の天然炭酸水!天然の炭酸水なんて初めての経験で、少し酸っぱい味がしました。迷ったり水を飲んだりで1時間ほど使ってしまいましたが、後で入口の地図を見たらすぐに分かった……というお粗末さ。「第二展望台こっち」という看板につられてずっと間違った方向へ進んでいました。ちなみに第二展望台からは、木々が茂っていて何も見えません……「展望台あるある」ですね。
かなり探してようやく入口付近の案内看板に地図が載っていることに気が付き、滝までの道が分かりました。

この地図でもまるで第二展望台から滝が見えるかのように書かれていますが、本当に何も見えないです!そして第一展望台に行かねばならないのですが、第二展望台の方に行くと第一へは道が繋がっていません。
滝までの道はかなり長い下り坂でした。下ると滝の展望台があるのですが、少し滝から遠い……。「目の前に行きたい!」という衝動に駆られ、突撃!幸い、そんなに危険な箇所はありませんでした。

いやー、この賀老の滝、形がすごくいい滝で、北海道で見た滝の中では一番のお気に入りです。そして現時点でも5本の指に入る、私にとって特別な滝となりました。苦労して辿り着いた甲斐がありました!
メロメロ ハチ迷った末の出会いは格別だよな!
厨二病ゴン道なき道を進む!これこそが冒険だ!
※ゴンは単に道を見落として、さまよってただけです。

【親子熊岩】空腹の救世主!絶品海鮮丼とリアルな奇岩
賀老の滝を後にして海岸を走ります。そろそろお腹が空いてきました。なんとも、お昼ご飯に恵まれない旅なのだろうか……もう昼も過ぎて14時になっていました。全ては賀老の滝で滝への道が分からなかったせいですね。
「今日もお昼は食べられないのか……」と諦めかけたその時!奇跡的に漁師直売のお店を発見しました!


今回の旅、初の海鮮丼です!当たり前ですが、美味しいです!空腹も最高のスパイスとなり、至福のひとときでした。この旅何度目の空腹のスパイスだろうか?と…
ゴン博士北海道の海鮮丼は、格別だぞ!
ガーン!ハチ5日目にして、まともなご飯3回目…
さて、長磯海岸沿いの道は「奇岩ロード」と呼ばれており、多数の奇岩が見られます。正直、全体的には微妙な岩が多いのですが、この「親子熊岩」は凄いです。下に小熊、上に親熊の姿に見え、まるで生きているかのようです。この岩には、溺れる小熊を助けようとする親熊の、少し悲しいエピソードがあります。

あまりにも熊にしか見えないので、「これ、人工物かな?」と思ってしまうほどでした。
【館の岬】東洋のグランドキャニオン?夕暮れの誤算
次なる目的地、館の岬へ向かうのですが、館の岬の正確な位置が分からず、行ったり来たりして80kmほど余分に走行する羽目に……。ようやく場所が判明してたどり着いた時には、もう夕暮れ時でした。

さすがは「東洋のグランドキャニオン」と呼ばれるだけのことはあります。しかし、その規模は……グランドキャニオンに行ったことはないのですが、もっと他に呼び名があっても良かったのでは?と思うのは私だけでしょうか?

引きで撮るとこんな感じです。この場所で夕日も見ましたが、夕日は海に沈んでいったので、ただの海の夕日でどこでも見られそうな景色でしたが、でもキレイでした。なんだかこの日は、余計に時間を使う日になってしまいましたね。

驚愕のハチ余分な80kmは痛いね……!
ドヤァ〜!なゴンだが、その分、景色を見ることができたのだから良しとするか!

【函館山】日本三大夜景制覇!流星群と夜景、そして疲労困憊の終着点
近くの温泉に入り、いよいよ函館へ向かいます。本当は函館山の夜景を「ブルーアワー」の時間帯に訪れたかったのですが、インクラの滝や賀老の滝で時間を使い過ぎてしまい、残念ながら間に合いませんでした。
函館での晩ご飯は、食べるところに困り、まさかの全国チェーンの「まいどおおきに食堂」で済ませるという失態を……。せっかく北海道に来たのに、これは痛恨の極みですね。
スヤスヤ ゴン今日のディナーは、全国チェーン店なのだ!
驚愕のハチ函館だぞー、もっといいモノ食べてもいいんだよー。
22時になると、車で函館山に登れるようになります。車で行く人が多いため、駐車場に入るまでに少し待ちましたが(10~20分ほど)、ついに函館山からの夜景を目の当たりに!これで、日本三大夜景(長崎・兵庫・北海道)をすべて制覇しました。
さすがは三大夜景と言われるだけのことはあり、その美しさは圧巻です。さっそく夜景鑑賞というよりも、撮影に集中しました。

ちょうどペルセウス座流星群の極大の日と重なっていたので、流星と夜景を両方一緒に写真に収めたかったのですが、なぜか写真を撮っていない時に限って流星が流れる……。結局一度もタイミングが合わず、流星の撮影はできませんでした。
明日に備えて移動しようかとも思いましたが、時間も遅い上に、何よりついに「かなり疲れている」と実感できるほど疲労が溜まっていました。そこで、函館山の第二駐車場(他に車がいない穴場)へ移動し、そのまま就寝。5日目も様々な経験が凝縮された、忘れられない一日となりました。

【5日目・完】
この旅で回った場所<北海道編>


