山形県山形市にある「山寺(立石寺)」は、文字通り山の上にあるお寺です。その標高は417m、1015段の階段があるので、ちょっとした登山になります。松尾芭蕉の超有名な俳句「閑さや 岩にしみ入る 蝉の声」が詠まれた場所で有名です。夏と冬に行ってきました。
山寺を登って行こう!
入り口で入山料300円を払い、少し進むと姥堂という小さなお堂があります。本尊はこの奪衣婆(閻魔様の妻)です。
いきなりインパクト大!
姥堂のある浄土口より上は極楽浄土、下は地獄っス
と看板に書いてましたね!
1015段の階段があるので、ゆっくり登っていきます。灯篭とか石仏がたくさんあり、神聖な雰囲気があります。
この場所で松尾芭蕉の詠んだ有名な句があるっス。
閑さや 岩にしみ入る 蝉の声~
蝉の声がうるさいのに静かだと感じれる芭蕉凄い!
でも、そー詠まれると説得力があるよね!
山頂直前には、よく山寺の写真に出てくる開山堂があります。切り立った崖の上にある感じがより一層、山にある寺、すんわち「山寺」感を高めてくれていると思います。
開山堂は普段は閉まっていますが、この少し上のお堂は中には入れて、景色が一望できます。
上からの景色の写真は後で出てくるで!
開山堂の向かいあたりにも建物がありますが、そちらに向かう道は見当たりません。修行の場所かもしれないです。
開山堂から振り返ると、もうゴールです。詳しくは自らの脚で行ってください。
単に写真を撮ってないだけですね!
す、するどい・・・
我々からの教訓としては、真夏の立石寺へは十分な水分と冷え冷えグッズが必須でした・・・。
雪の山寺
雪の時にも行ってるでの、紹介していくで!
暑い山寺から、寒い山寺になった!
階段にも、もちろん雪が積もっています。一部凍結していてツルツルです。普通の靴では滑って危ない場所もあります。
普通の登山靴で行ったから大変だった…
ブーツの女性でも、靴につけるアイゼン的なのを装着していました。雪国の人には、当たり前なのかもしれません。
※アイゼンは、靴に滑るスパイクです。本格登山用から街用までいろいろあります。
ここの経験から雪国に行く時は、簡易でもアイゼンは必要だと学んだ!
↑が開山堂の上から見れる景色です。
ま と め
山寺は通称で、立石寺が正式名称です。
おすすめ度:★★★☆☆
住所:山形県山形市山寺4456−1
オススメ時期:年中(芭蕉は夏に来ているはず)
アクセス方法:付近に有料駐車場が沢山あります
料金:入山料300円
山寺の地図:地図を見る