
北海道苫小牧市にある秘境「樽前(たるまえ)ガロー」。苔むした断崖の間を清流が流れ、朝陽が差し込むと、まるで筋のような光のカーテン「光芒(こうぼう)」が現れる神秘的なスポットです。
この記事では、樽前ガローの魅力はもちろん、光芒が見られる時期や時間帯、詳しいアクセス方法、撮影の注意点まで、私たちの実体験をもとに詳しく解説します。夏でも足が凍えるほど冷たい水に浸かりながら撮影した、リアルな情報をお届けします。
本ホームページは、すべての絶景スポットを自分たちで実際に行って見て、撮った写真を使っています!評価も忖度なし!
神秘的な光芒の絶景!樽前ガローとは
ドヤァ〜!なゴンどや!この光芒!まさに天国!
ハチ凄く神秘的だった‼
短パン+スポーツサンダルで突撃したけど8月でも足が冷たくて大変だったよね。
「ガロー」とは、東北地方の方言で「切り立った崖の間を川が流れる場所」を意味する言葉です。樽前ガローは、その名の通り苔に覆われた岩壁が両岸にそびえ立ち、幻想的な景観を作り出しています。
ゴン光芒が出だした時!
実は最初は反対向いて写真撮ってて振り返ると光芒出てたので感動した!
※光芒は逆光で出ます。なので太陽の向きを把握しておかないと光芒予測ができません。

ハチ真ん中の岩の上の葉っぱに日が当たっていい感じだね!
この場所を訪れるなら、川の中に入って撮影するスタイルが基本になります。私たちが訪れた際、他の撮影者は「ウェーダー」という防水のつなぎを着用していました。服装については後ほど詳しく解説します。
ゴン他に2組撮影してる人がいたけど、ウェーダー(※)着用してたなー。
ちょっと羨ましかった。
※ウェーダーとは、釣りの時などに川に入っても下半身が濡れないようにする、長靴とズボンが一体化した防水ウェアのことです。
ドヤァ〜!なゴンでも、絶景を目の前にすると足冷たいとかどーでもよくなるぜ!
ハチ心の声(たぶん気のせいだよ。。。私の冷たくて痛かった。。。)
※ゴンは、団子より花のため、絶景を前にした時だけいろいろな条件に耐えれる強靭な精神が発揮されます。
ちなみに、光芒が見られる太陽の方向とは逆側も、深い緑と清流が美しく、素晴らしい景色が広がっています。


カメラ小僧 ゴン光芒がなくてもとても良い!
樽前ガロー撮影スポットへのアクセスと降り方
撮影スポットの場所は、こちらのGoogleマップのリンクをご参照ください。車は、橋の近くの道が広くなった場所に停める形になります。
橋を森側に渡ると、すぐ左手に緑色の看板があります。その隣にある白い看板の横から、川へ降りる細い道が続いています。補助ロープが設置されているほどの急な斜面なので、動きやすい服装と滑りにくい靴が必須です。ビーチサンダルなどでは危険なので避けましょう。
ハチ私たちが行った時は川の流れは穏やかだったけど、大雨の後などは増水して危険な場合もあるので、状況をよく確認して、絶対に無理はしないでください。
ドヤァ〜!なゴン我らはスポーツサンダルやけど、ソールがしっかりしているTevaのやつ履いてました。
時間で変わる光芒の表情(その他の写真)
ドヤァ〜!なゴンその他スポットの写真も載せていくぜ!


ゴン太陽が昇っていくと横から射してた光芒の角度がまっすぐになっていきます。
そして、太陽がある程度昇ると光芒は見えなくなります。
得意げなハチ写真の下に撮影時間を書いておいたから参考にしね!
樽前ガローの光芒はいつ・どんな条件で見れるの?
樽前ガローの光芒は、いつでも見られるわけではありません。いくつかの条件が揃うことで、美しい光のカーテンが現れます。私たちの経験から、ベストな条件をまとめました。
光芒が発生するメカニズム
光芒は、空気中の水蒸気やチリに太陽の光が当たり、その光の筋が可視化される現象です。つまり、「適度な湿気(靄)」と「木々の隙間から差し込む太陽光」の2つが揃う必要があります。
光芒が出やすい条件
- 時期:6月~8月の夏場
- 天気:前日に雨が降り、当日が晴れる予報の日
- 時間帯:太陽が昇り、木々の間から光が差し込み始める早朝(目安は7時~9時頃)
私たちが訪れた8月13日は、前日が土砂降りの雨で、当日は快晴という絶好のコンディションでした。朝6時から川に入って待機し、光芒が出始めたのは7時15分頃。太陽が高くなった9時40分頃には見えなくなったため、この時間帯が勝負です。
ハチ前日の土砂降りが良かったな!
訪問前にチェック!基本情報・服装・注意点まとめ
得意げなハチちなにみ大事なトイレ事情ですが、現地にトイレはありません!
最寄りのコンビニも車で15分ほどかかるので、事前に必ず済ませておきましょう。
おすすめ度:★★★★★
(評価基準 ★5:感動の絶景 ★3:万人におすすめ ★1:行かなくてもいい)
住所: 北海道苫小牧市樽前
おすすめ時期: 6月~8月(特に前日が雨で当日が晴れの日)
服装・持ち物:
・ウェーダーまたは濡れても良い靴(スポーツサンダルなど)
・タオル
・虫除けスプレー
アクセス方法: 現地付近の道路脇に駐車
料金: 無料
樽前ガローの地図:地図を見る
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ゴン三さんここが好きなら、ここもきっと好き!

ハチ先生北海道は交通費めっちゃかかるから、予定を詰め込まないとね!!
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