「尾瀬ヶ原(おぜがはら)」は、群馬県、福島県、新潟県、栃木県にまたがる広大な「尾瀬国立公園」の中にある湿原です。尾瀬ヶ原は毎年4月中旬〜11月上旬頃までをシーズンとしており、この短い期間に四季折々の彩豊かな高山植物を楽しむことができる人気のハイキングスポットです。
訪れる季節によって、いろいろな花が咲き表情を変えるので何度でも行きたくなります。
もう5回くらい?行ったぜ!
春・夏・秋と景色の異なる絶景が楽しめるのだ!
尾瀬の玄関口「鳩待峠」へのアクセス
「尾瀬ヶ原」に行くには「鳩待峠(はとまちとうげ)」から徒歩になりますが、シーズン中(4が中旬〜11月上旬)は鳩待峠に行く道にマイカー規制がかかり通れません。
そのため、りょ下記二択の行き方で「鳩待峠」に行きます。
・「尾瀬戸倉(おぜとくら)」に車や公共交通機関を使って行き、専用のバスやタクシーに乗り換えて行く。
・旅行会社が運行している尾瀬ハイキングツアーに参加し、直接行く。
ツアーの場合は、旅行会社が全て手配してくれるので問題ないですが、自分達で行く人は是非参考にしてください。
尾瀬戸倉へのアクセス
自力で「尾瀬ヶ原」に行く方はまずは「尾瀬戸倉」を目指してください。
公共交通機関の場合は各駅から路線バスで「尾瀬戸倉」に行ってください。JR上越線「沼田駅」、上越新幹線「上毛高原駅」からバスが出ていますが、「上毛高原駅」発着のバスは少ないので「沼田駅」から行くのが無難です。また、東京からお越しの方は「新宿駅」から「尾瀬戸倉」まで行く高速バスもあります。
詳細は尾瀬公式HPのアクセスを見るのだ!
車で来る方は、「尾瀬戸倉」内にある駐車場を目指してください。詳細は下記をご確認ください。
尾瀬戸倉の駐車場について(※我らの独断と偏見込み!おおよその満車時間)
車を停める有料駐車場は尾瀬戸倉内に複数箇所あり、広大な面積が用意されているので、停められないことは無いと思います。ですが、各駐車場が離れているので、注意が必要です。
誰が停められるの?「尾瀬第一駐車場」
ハイシーズンは朝7時でもう遅い!「尾瀬第二駐車場」
最後の砦!「スノーパーク尾瀬戸倉」
朝の速さに自信がある人は上から順に巡ってみてください。なお、朝7時がデフォルトの私たちでも未だ「尾瀬第一駐車場」に停められたことはありません。いつも第一駐車場の「満車」看板を遠目で見て、第二駐車場から停めに行きます。
どの駐車場に停めても、ハイシーズンはバスだけでなく、タクシーもフル稼働でバンバンやってきますのでご安心ください。
水芭蕉の季節は朝7時で最後の砦のお世話になりました・・・
逆に昼ごろに来たら入れ替わりで第一駐車場停められるかもね・・・
駐車料金とバス&タクシー料金
2023年では、駐車場1000円、バス&タクシーは片道1000円です。バスで行っても、乗合タクシーで行っても料金は変わりません。ですが、年々値上がり傾向にあります。また、各駐車場に列ができていると思いますが、場所によっては乗車券を買う列と乗車待ちの列が異なりますので係の方に聞いてみてください。
バスはすれ違い待ちが多いから、先に出たバスをタクシーが抜かす事があります。だから私はタクシーが好き!!
来たものに乗るしか無いから選べないけどね。
がびーん
マイカー規制の日程
毎年4月中旬〜11月上旬ですが、山の雪解け具合によって多少変動します。マイカー規制については、左記リンク先をご参照ください。また、「尾瀬ヶ原」がシーズン入りしても、周りの山々が登れない時期もあります。行き先ごとに山開きの日程が変わりますので周りの山も登りたい方はそちらもご注意ください。
「鳩待峠」〜「尾瀬ヶ原」ハイキング風景
「鳩待峠」から「尾瀬ヶ原」まで行くには、まずは「山の鼻」を目指し、ブナ林の中3.3km、約1時間ほど下ります。歩き始めは岩場ですが、途中から木道になるので歩きやすいです。
この「山の鼻」から先に「尾瀬ヶ原」が広がっています。ここには、トイレやビジターセンター、売店、山小屋がありますので、ここでトイレ等を済ませてから尾瀬ヶ原ハイキングをすることをおすすめします。
尾瀬ヶ原は木道の平地がずっと続きます。特にゴールがないので、どこかで折り返してください。
折り返すってどこで!?
迷える子羊ゴンさんにマップを用意しました!
おすすめルート
初めての方は、こんなルートはいかがでしょうか?
【時間と体力のある方】
「山の鼻」→「牛首分岐」→「水芭蕉ポイント」→「竜宮」→「見晴」→「東電小屋」→「ヨッピ吊り橋」→「竜宮」→「牛首分岐」→「山の鼻」の ルート
のんびり撮影してると1日かかるでー。
若かりし頃のゴンさんは、このコース+三条の滝まで行ったらしいけど・・・
【時短コース】
「山の鼻」→「牛首分岐」→「竜宮」→「ヨッピ吊橋」→「牛首分岐」→「山の鼻」のルート
朝から行けば、お昼頃くらいにはサクッと終わるような時短コースや!
俺は撮影あるから無理やけどー。
牛首分岐と竜宮の間に水芭蕉ポイント有り!
ヨッピ吊り橋付近もちょっとだけ水芭蕉ポイント有り!
山の鼻までの道中にも水芭蕉ポイント有り!
おぉ・・・あ、ありがとー!!
季節ごとの尾瀬の絶景とハイキング風景
花は「水芭蕉」が有名だよ!
秋の「草紅葉」もいいのだ!
初夏の尾瀬 水芭蕉(5下旬~6月上旬)
水芭蕉はサトイモ科の多年草です。水芭蕉と言えば尾瀬が有名です。
【花の写真】
たぶんですが、童謡「夏の思い出」の歌詞は尾瀬について歌われており、歌詞に「水芭蕉の花が咲いている(中略)はるかな尾瀬 遠い空」とあるからだと思います。
水芭蕉の白い部分は花じゃないのよ
なんですと!?
あれは葉が変化したモノなのだ
水芭蕉群生地には水芭蕉が沢山咲いてるはずなのですが、2023年はあっという間に見頃を終えてしまいました…
(一部見れる場所はありましたが)
霜が降りていっきに茶色になったそうです・・・
ゴーン…
水芭蕉の季節は緑も綺麗やで!
夏の尾瀬 ニッコウキスゲ(現在 瀕死状態)
ニッコウキスゲは黄色い花でユリに似ているが、違う種類の花です。
昔は尾瀬ヶ原では一面黄色くなってたようですが、鹿さんに食べられて(?)激減したようです。
(お隣の尾瀬沼がある大江湿原ではニッコウキスゲが一面に咲くようです)
あるにはあるのでハイキングのついでに見る感じかな
2011年7月に行った時はキスゲが咲いてました。
秋の尾瀬 草紅葉(10月中旬)
尾瀬ヶ原は標高1400mほどなので、平地に比べて紅葉するのが早いです。
尾瀬のニッコウキスゲがまた見れる日が来ますように・・・
俺は水芭蕉の見頃を見たいぜ!
ま と め
どうでしたか?
是非、尾瀬に季節ごとに行ってみてくださいね!
おすすめ度:★★★★☆
住所:群馬県片品村
オススメ時期:5月〜6月の水芭蕉 or 10月中旬の紅葉
アクセス方法:鳩待峠からバス(片道1,000円) 駐車場有料(1日1,000円)
料金:無料(バス代・駐車場代は別途かかります)
尾瀬ヶ原の地図:地図を見る