
シグマから発売された高倍率ズームレンズ「20-200mm F3.5-6.3 DG DN」。
便利ズームと呼ばれるこのジャンルで、広角側が「20mmスタート」という超広角域へ踏み込み、さらに28mm~85mmの間ではハーフマクロにも対応するという、F値以外に死角が見当たらない話題作です。
さて、気になるのはその描写力です。
巷のレビューでは「高倍率の割によく写る」と言われていますが、果たしてそれはどの程度のレベルなのでしょうか?
そこで今回は、私の持っているF2.8通しの「最高級ズームレンズ(大三元レンズ)」とガチンコで撮り比べを行い、その実力を徹底検証しました。
ドヤァ〜!なゴンついにこのページを作る時がきた!
禁断の画質比較対決だ!
※このHPは機材紹介ではなく、旅の場所紹介がメインです(建前)。
焦るハチはじめての機材系のページが狂気のデータ量だよ…
おそらく比較画像のデータ量としては、いろいろなレビューサイトよりかなり多いと思います。まさに徹底比較?
検証方法と使用機材
・比較するレンズたち
【挑戦者】
SIGMA 20-200mm F3.5-6.3 DG DN(今回の主役)
【王者(F2.8トリオ)】
SIGMA 14-24mm F2.8 DG DN Art(20mmで比較)
SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN II Art(24mm、50mm、70mmで比較)
TAMRON 70-180mm F2.8 Di III VXD(135mm、180mmで比較)
カメラ小僧 ゴン純正GMレンズは憧れだね~。おいらが使うのはコスパ重視のサードパーティ製「大三元」やで!
ハチ心の声望遠がシグマ70-200mmF2.8ならシグマに紹介してもらえたかも??
・カメラ設定
SONY α7CⅡ(3300万画素)、ISO100固定、JPEG撮って出し
※20-200mmはディストーション(歪み)が大きいため、カメラ内レンズ補正はすべて「ON」で統一しています。
※rawは私の使用しているphotolab8に20-200mmの補正パラメーターが無いので未評価
・撮影・比較方法
カメラを三脚に固定し、ワイヤレスレリーズを使用してブレを排除。
各焦点距離(20mm〜180mm)で、絞りを変えながら撮影。
画像の中央部(IH0)、中帯部(IH35)、周辺部(IH65)、最外周部(IH95)を「430×283px」で切り出しして掲載します。

最初に風景写真でよく使うF8の画像比較を載せ、その後にF値を変えながら撮影した比較を載せています。
ハチ?IH0とかIH35ってどういう意味??
IHとは、イメージハイト(像高)の略です。画像の真ん中が0で、四隅の端っこが100になります。
数字が大きくなるほど「画面の端っこ」の画質だと思ってください。
得意げなハチゴンさんはレンズの技術者だもんね!
評価は厳しそうだなぁ…!
ゴン博士普段は測定器で数値評価してるが、今回は「実写」でのガチンコ勝負だ!
※ゴンはレンズの技術で長いこと働いていますが、小さいレンズを扱っており、実写評価もあまりしないので、今回の検証と仕事は関係ないです…
重量の比較(機動力)
画質の前に、持ち運びやすさの比較です。
・SIGMA 20-200mm F3.5-6.3:540g
・F2.8トリオ合計重量:2,340g
(14-24mm: 795g + 24-70mm: 735g + 70-180mm: 810g)
なんと、高倍率ズーム1本なら、3本セットの約4分の1の重さで済みます。
驚愕のハチ大三元セットは水2リットルペットボトルより重いのか…
ゴンさん、よくこれを雪山に担いでいってるね…
ドヤァ〜!なゴンやっぱり重いから山用に20-200mmを買ったのだ!
超広角域:20-200mm vs 14-24mm F2.8 Art
スヤスヤ ゴンここから比較画像の嵐だ…
編集、超大変だった…zzZ
まずは20mm対決。相手は「神レンズ」の呼び声高い、SIGMA 14-24mm F2.8 Artです。
vs 14-24mm F2.8 Art 20mmでの各像高F8での比較
各像高(IH0,35,65,95)の20-200mmF3.5-6.3と14-24mm F2.8 Artの20mm、F8での画像を切り出し並べました。
20-200mm F3.5-6.3
20mm




14-24mm F2.8 Art
20mm




中央は互角に近いですが、中帯、周辺、最外周になるにつれて、14-24mm F2.8 Artが勝っていってます。
ゴン博士次からはF値毎の詳しい比較画像があるで!
アコーディオンに入れといたので、クリックして開くのだ!
焦るハチ凄い量の画像だから見るの大変かも…
ゴン博士こーいうのは興味ある人は見るから大丈夫なのだ!
20mm IH0:中央部比較
【クリックで展開】20mm 中央画質の比較
20-200mm F3.5-6.3






14-24mm F2.8 Art






中央部に関しては、20-200mmはかなり健闘しています。わずかに14-24mm F2.8の方が、鉄塔のディテールがクッキリしているようにも見えますが、等倍で見ないと分からないレベルの差です。
20-200mmは絞っても描写の変化が少なく、意外にも「開放から実用レベル」の中央解像度を持っています。
20mm IH35:中帯部 比較
【クリックで展開】20mm 中帯部の画質比較
20-200mm F3.5-6.3






14-24mm F2.8 Art






中帯部では、20-200mmをF11まで絞っても、14-24mmのF2.8(開放)に解像度でやや負けています。
電信柱などの人工物よりも、枯草のような「高周波(細かいパターン)」の描写で差が出ました。20-200mmは細部が溶けてしまっていますが、14-24mmはビシッと解像しています。
ハチ?高周波?電波なのか??
ゴン博士MTF(解像度)の測定では、1mmmの中に何本の線が入っているかを空間周波数というのだ!細かいパターンは高周波って呼ばれるのだ!
※一般的に、高周波(細かい線)は「解像度」、低周波(太い線)は「コントラスト(ヌケの良さ)」に影響します。
今回の検証を見る限り、20-200mmはカリカリの解像度(高周波)よりも、パッと見の印象やヌケの良さ(低周波)を重視した『コントラスト重視』のレンズ設計だと思われます。
20mm IH65:周辺部 比較
【クリックで展開】20mm 周辺部の画質比較
20-200mm F3.5-6.3






14-24mm F2.8 Art






20mm IH95:最外周部 比較
【クリックで展開】20mm 最外周部の画質比較
20-200mmf3.5-6.3






14-24mmF2.8 Art






20-200mmは周辺減光(四隅の暗さ)が大きいため、開放付近では画質的にも厳しいです。
F8まで絞っても周辺減光はありますが、14-24mmのF2.8(開放)といい勝負をするレベルになります。
これは「最外周(四隅)」の拡大画像なので、通常鑑賞ではそこまで気にする必要はありませんが、20-200mmの広角側の隅は明確な弱点と言えます。
【20mm対決の結論】
中央はほぼ互角。中間〜周辺にかけては14-24mmの圧勝だが、20-200mmもF8まで絞れば実用範囲に収まる。
カメラ小僧 ゴン14-24mmは開放から化け物レンズだからな。
20-200mmは「絞れば使える」と割り切ればOKだ!
標準域:20-200mm vs 24-70mm F2.8 II Art
続いて標準域。相手はSIGMA 24-70mm F2.8 DG DN II Art。ソニー純正のGMIIレンズに肉薄する性能を持つ、現代の最高峰レンズの一つです。
得意げなハチこれで24-70mmF2.8ⅡArtが負けることがあれば、売り払っておしまい!
焦るゴンだ、大丈夫と思うけど…
vs 24-70mm F2.8Ⅱ Art 24mm各像高F8での比較
各像高(IH0,35,65,95)の20-200mmF3.5-6.3と24-70mm F2.8Ⅱ Artの24mm、F8での画像を切り出し並べました。
20-200mm F3.5-6.3
24mm




24-70mm F2.8 II Art
24mm




全体的に24-70mmF2.8ⅡArtの方がシャキっと写っています。
しかし、20-200mmも24mmまでズームすると最外周でもかなりの描写性能を発揮しており、20mmの時の甘さはどこへやら、という印象です。
厨二病ゴンさすがは我が相棒24-70mm!
が、20-200mmもここまで写るとは!
24mm IH0:中央部比較
【クリックで展開】24mm 中央画質の比較
20-200mm F3.5-6.3





24-70mm F2.8 II Art





中央に関しては、両者とも絞りによる変化が少なく、最初から解像しています。
並べて拡大すると24-70mm F2.8 IIの方がバリっと解像していますが、20-200mmも細い電線がわずかに溶けている程度で、実用上は十分すぎる性能です。
24mm IH35:中帯部 比較
【クリックで展開】24mm 中帯部の画質比較
20-200mm F3.5-6.3





24-70mm F2.8 II Art





木の枝などの細かい部分(高周波)は、24-70mm F2.8の方がしっかりと解像しています。20-200mmでは少し潰れてしまっていますが、それでもかなり健闘していると言えるでしょう。
24mm IH65:周辺部 比較
【クリックで展開】24mm 周辺部の画質比較
20-200mm F3.5-6.3





24-70mm F2.8 II Art





いい勝負です。20-200mmのF4と、24-70mmのF2.8(開放)を比べると、20-200mmの方が良い描写をしているようにも見えます。
24mm IH95:最外周部 比較
【クリックで展開】24mm 最外周部の画質比較
20-200mm F3.5-6.3





24-70mm F2.8 II Art





右端の煙突(?)の描写を見ると、24-70mm F2.8の方が上回っています。
高周波の領域は高倍率レンズでは厳しいのかもしれません。
vs 24-70mm F2.8Ⅱ Art 50mm各像高F8での比較
各像高(IH0,35,65,95)の20-200mmF3.5-6.3と24-70mm F2.8Ⅱ Artの50mm、F8での画像を切り出し並べました。
20-200mm F3.5-6.3
50mm




24-70mm F2.8 II Art
50mm




50mmになると24mmの時よりも、両者の差が縮まった感じがします。
カメラ小僧 ゴン20-200mmの最外周もちゃんと写ってるのが凄い!
50mm IH0:中央部比較
【クリックで展開】50mm 中央画質の比較
20-200mm F3.5-6.3






24-70mm F2.8 II Art






中央部は両レンズに大きな差が見られません。恐ろしいことです。
手前の草の描写がわずかに24-70mm F2.8 IIの方がいいかもしれませんが、鉄塔では差を見つけるのは難しいです。
20-200mmの中央部の実力の高さがうかがえます。
50mm IH35:中帯部 比較
【クリックで展開】50mm 中帯画質の比較
20-200mm F3.5-6.3






24-70mm F2.8 II Art






中帯部の比較ではよく見ると24-70mm F2.8 IIの方がいいですが、大きな差ではなさそうに見えます。これも手前の葉っぱを見るとやや差はありますが、やはり等倍で見なければ見分けがつかないレベルです。
50mm IH65:周辺部 比較
【クリックで展開】50mm 周辺画質の比較
20-200mm F3.5-6.3






24-70mm F2.8 II Art






周辺部(IH65)でも中帯(IH35)と同じような感じで、24-70mm F2.8 IIがやや勝っているように見えますが、僅差に見えます。
50mm IH95:最外周部 比較
【クリックで展開】50mm 最外周画質の比較
20-200mm F3.5-6.3






24-70mm F2.8 II Art






20-200mmのF5は、24-70mmのF4くらいの画質はありそうです。一番左の三角の電柱を見ると、20-200mmはF8まで絞るとかなりシャープになっています。
かなり細かく見ないと差が分かりにくいです。
50mmの描写を見ると、20-200mmが驚異的な性能だと感じます。
vs 24-70mm F2.8Ⅱ Art 70mm各像高F8での比較
各像高(IH0,35,65,95)の20-200mmF3.5-6.3と24-70mm F2.8Ⅱ Artの70mm、F8での画像を切り出し並べました。
20-200mm F3.5-6.3
70mm




24-70mm F2.8 II Art
70mm




70mmも両者の間に描写の差はあるが、50mmと同様にその差は小さい。
焦るハチま、まだ続くのか!?凄まじいデータ量だ…
スヤスヤ ゴンお気に入りに入れてゆっくり見るがよいぞzzZ
70mm IH0:中央部比較
【クリックで展開】70mm 中央画質の比較
20-200mm F3.5-6.3





24-70mm F2.8 II Art





70mmも中央部は50mmと同様に20-200mmが驚異的な性能で、ほぼ似たようなレベルに見えます。なんとなく24-70mmF2.8 IIが勝ってる気もしますが、プラシーボ効果かもしれません。
70mm IH35:中帯部 比較
【クリックで展開】70mm 中帯画質の比較
20-200mm F3.5-6.3





24-70mm F2.8 II Art





70mmの中帯部も20-200mmが24-70mmF2.8 IIとほぼ互角です。
赤い鉄塔の中の描写を見ると、僅かに24-70mmF2.8 IIがいい気もしますが…
驚愕のゴン24-70mm F2.8 IIにはもっと圧倒的でいて欲しい願望はある…
70mm IH65:周辺部 比較
【クリックで展開】70mm 周辺画質の比較
20-200mm F3.5-6.3





24-70mm F2.8 II Art





周辺部(IH65)も24-70mm F2.8 IIといい勝負です。
70mm IH95:最外周部 比較
【クリックで展開】70mm 最外周画質の比較
20-200mm F3.5-6.3





24-70mm F2.8 II Art





最外周はもっと差が出ると思いましたが、20-200mmが大健闘しています。
24-70mm F2.8 IIの方が良いですが、載せてる画像は等倍なので、等倍でこれだけしか差がなければ、普通に見えたら差がますます小さく見えそうです。
望遠域:20-200mm vs 70-180mm F2.8
望遠域は、TAMRONの70-180mm F2.8 Di III VXDとの比較です。
こちらは後継機のG2や純正GMIIなどが評判が良いですが、初代モデルも性能が悪いわけではありません。
高倍率ズームレンズのテレ端(望遠側)は、多くの場合弱点になっていることが多いので、望遠対決もさすがに分が悪いのでは?と予想しますが、どうでしょうか?
vs 70-180mm F2.8 Di III VXD 135mm各像高F8での比較
各像高(IH0,35,65,95)の20-200mmF3.5-6.3と70-180mm F2.8 Di III VXDの135mm、F8での画像を切り出し並べました。
20-200mm F3.5-6.3
135mm




24-70mm F2.8 II Art
135mm




20-200mmを135mmまでズームさせても、中央~周辺まではかなり良い勝負をしています。最外周は完敗ですね。
カメラ小僧 ゴン最外周がもう少しだけ良いと嬉しかったけど、4隅まで拡大して見ないけどな!
厨二病ゴンしかし、4隅が解像していると嬉しくなるのだ!
実用性だけではない!
135mm IH0:中央部比較
【クリックで展開】135mm 中央画質の比較
20-200mm F3.5-6.3






70-180mm F2.8






135mmまでズームすると20-200mmの開放F値は6.3となりますが、中央の解像度自体は70-180mm F2.8と同じレベルです。
ズームレンズはテレ側になるにつれて甘くなりがちなので、そろそろ解像度が落ちてくるかと思いましたが、20-200mm恐るべし…
135mm IH35:中帯部 比較
【クリックで展開】135mm 中帯画質の比較
20-200mm F3.5-6.3






70-180mm F2.8






血眼になって差を見ると、70-180mm F2.8が僅かに良いかも??
20-200mmは開放よりF8以上に絞った方が良いですね。
135mm IH65:周辺部 比較
【クリックで展開】135mm 周辺画質の比較
20-200mm F3.5-6.3






70-180mm F2.8






周辺部はきもち70-180mm F2.8が勝っていそうですが、よく見ないと分からないですね。
135mm IH95:最外周部 比較
【クリックで展開】135mm 最外周画質の比較
20-200mm F3.5-6.3






70-180mm F2.8






最外周はさすがに70-180mm F2.8が20-200mmを上回っています。20-200mmは絞っても、70-180mmの開放描写に僅かに届かない印象です。
vs 70-180mm F2.8 Di III VXD 180mm各像高F8での比較
各像高(IH0,35,65,95)の20-200mmF3.5-6.3と24-70mm F2.8Ⅱ Artの180mm、F8での画像を切り出し並べました。
20-200mm F3.5-6.3
180mm




24-70mm F2.8 II Art
180mm




20-200mmの180mmも最外周は70-180mmF2.8に明確に負けていますね。あとはかなりいい勝負をしてそうです。
ドヤァ〜!なゴン望遠がここまで使える画質とは驚きや!
180mm IH0:中央部比較
【クリックで展開】180mm 中央画質の比較
20-200mm F3.5-6.3






70-180mm F2.8






焦るゴン2つのレンズで差が分からない…
180mm IH35:中帯部 比較
【クリックで展開】180mm 中帯画質の比較
20-200mm F3.5-6.3






70-180mm F2.8






焦るゴン中帯部も2つのレンズの差が分からない~
180mm IH65:周辺部 比較
【クリックで展開】180mm 周辺画質の比較
20-200mm F3.5-6.3






70-180mm F2.8






180mmでも70-180mm F2.8との差がほぼ分かりません…
開放F値の違いは大きいですが、F8以上に絞って撮影する風景写真においては、20-200mm F3.5-6.3は十分すぎる写りをします。
180mm IH95:最外周部 比較
【クリックで展開】180mm 最外周画質の比較
20-200mm F3.5-6.3






70-180mm F2.8






180mmの最外周では、20-200mmは絞っても70-180mm F2.8の開放描写以下という結果になりました。
カメラ小僧 ゴン望遠専用の70-180mm F2.8と、最外周以外は同じとなれば、それはもう事件ですな!
まとめ:20-200mmの実力判定
各レンズを「最も解像するF値」まで絞った状態で比較した結果のまとめです。
大三元レンズ(F2.8)と比較して…
- ◎:見分けが付かない(互角)
- 〇:よく見れば差が分かる(実用上問題なし)
- △:違いが分かる(妥協点)
- ×:パッと見て差が分かる(明確な弱点)
▼ 20-200mm F3.5-6.3 vs 大三元レンズ 判定表
| 中央 IH0 | 中帯 IH35 | 周辺 IH65 | 最外周 IH95 | |
| 20mm | ◎ | △ | × | × |
| 24mm | 〇 | 〇 | 〇 | △ |
| 50mm | ◎ | 〇 | 〇 | 〇 |
| 70mm | ◎ | 〇 | 〇 | 〇 |
| 135mm | ◎ | 〇 | 〇 | × |
| 180mm | ◎ | ◎ | ◎ | × |
かなり細かく見ましたが、周辺部(IH65)くらいまでは、20-200mm F3.5-6.3も絞れば大三元に肉薄する性能があることがわかりました。
さすがに「最外周」は差が出やすいですが、中央はほぼ◎、中帯~周辺部も良好な結果です。
唯一、広角端の20mmは「14-24mm F2.8 Art」には及びませんでしたが、「24-200mmの高倍率レンズに、緊急用として20mmまでの超広角がおまけで付いている」と考えれば、とてつもないメリットだと言えます。
開放F値が暗いのがネックで、ボケを使った表現はF2.8通しのレンズより難しくなりますが、そこは「軽さ」と「便利さ」とのトレードオフですね。
結論:アウトドア最強の「全部入り」レンズ
SIGMA 20-200mm F3.5-6.3 DG Contemporary は、超オススメの素晴らしいレンズです!
- 広角20mm~望遠200mmまで、これ1本で撮影可能。
- レンズ重量が540gと圧倒的に軽い。
- 描写は中央なら全域で素晴らしい。最外周の解像を求めなければ問題なし。
- 意外にも望遠域は、名玉「タムロン70-180mm F2.8」といい勝負をしている。
- 28mm~85mmの間でハーフマクロが使える(寄れる)。
今後は登山や、歩いて移動する撮影旅、暗い場所でない時のお供はこれ一本にします。
ハーフマクロ機能は、山で高山植物やキノコを撮影する時にも重宝します。
まさに「アウトドアで無敵のレンズ」だと思います。
対抗馬としては、TAMRONの25-200mmF2.8-5.6がありますが、あちらでは、超広角も一緒にもっていかないと…と心配になりそうなので、広角側の5mmをとって20-200mmにしました。
この2つのレンズはおそらく、どっちを購入してももう片方が気になる存在…となりそうです。
カメラ小僧 ゴンタムロンの28-200mmを持ってたのだけど、「広角が足りない!」って場面が多くて出番が減ってたんだ…。
20mmスタートは偉大だぞ!
▼ 今回検証したレンズ・カメラはこちら
カメラ小僧 ゴンタムロンは後継機が出てるので、そちらのリンクになります。
性能UPしてるよ!
カメラ小僧 ゴンおいらはソニーα7CⅡを使っているのだ!コンパクトで良いです。
※今回、JPEG撮って出しで比較したのは、私が使用しているRAW現像ソフトDxO PhotoLab 8に20-200mm F3.5-6.3の補正パラメーターがまだ無かったからです。
今後対応してRAW現像すれば、周辺解像度や歪曲収差はもう少し改善する可能性があります。
関連ページ一覧
スヤスヤ ゴン機材系のページはまだ1つだけなのだ…
のんびり増やしていくzzZ
得意げなハチいろいろな景色を紹介しているトップページを見るのだ!

