
冬の雪山は、まさに絶景の宝庫!
樹氷が立ち並ぶ白銀の世界や、澄み渡る青空とのコントラストなど、そこにはこの世のものとは思えない非日常的な風景が広がっています。
とはいえ、雪山ハイキングは「装備が高そう」「難易度が高そう」と、ハードルの高さを感じて一歩踏み出せない方も多いのではないでしょうか。実は私たちも、最初は「何から揃えればいいの?」と頭を抱えていました。
今回は、そんなかつての私たちと同じ悩みを持つ方の後押しになればと思い、私たちが実際に愛用している装備を一挙にご紹介します!約10回の雪山登山を経て、試行錯誤の末にたどり着いた「リアルな相棒」たちです。「ここは奮発すべき!」「ここは安くても大丈夫!」といった本音の意見も添えています。
ハチこの装備は、ロープウェイ使用&片道2時間程度、スノーシューで行ける軽い雪山限定だよ〜!
ゴンアイゼンを使った本格雪山登山じゃないで!気をつけてな!
※本記事はあくまで「日帰り・初心者向けの山」を想定した装備です。本格的な冬山を目指す方向けではありません!
初心者向け雪山って?
そもそも「初心者向けの雪山」とは、どのような場所を指すのでしょうか。
これから装備を揃える方に向けて、私たちが今回の装備で実際に登っているフィールドの目安をご紹介します。
関東在住の私たちが「雪山デビュー」に最もおすすめするのが、長野県の「北八ヶ岳ロープウェイ」を起点にしたエリアです。ここは初心者にとって嬉しい条件が揃っています。
- アクセスが安心: スキー場を利用するので、駐車場までの道がしっかり除雪されている。
- 道迷いしにくい: 登山客が多く「トレース(踏み跡)」がしっかりあるため、迷いにくい。
- 施設が充実: 冬季でも営業している山小屋(縞枯山荘など)があり、いざという時の避難や休憩ができる。
ハチ実際に北八ヶ岳行ったレポート記事は現在製作中だよ!
なる早で頑張って作るね!
おすすめの初心者ルート
初心者におすすめのコース3つを紹介します!
1.縞枯山荘(しまがれさんそう)コース:全長約2km。体力に自信がない、初めてのスノーシューを慣らしたい方におすすめのサクッと雪山探検コース!
ハチこのコースでも十分に素晴らしい景色を楽しめるよ!!
2.雨池(あめいけ)コース:全長約5km。 アップダウンは少ないけれど、距離を楽しめるスノーシューハイク。
ドヤァ〜!なゴン池が雪原みたいになってるぜ!トップの画像はここで撮影したぜ!
3.北横岳(きたよこだけ)コース: 全長約3km標高差はあるけれど、歩行時間が短く「登頂の達成感」を味わえるコース。※Googleマップ上では道がなかったので、ルートを手書きしてます。
ハチこのコースは、スノーシューのヒールリフターって機能を使う練習になるよ!(※後述)
【超重要】初心者が絶対に守るべきこと、心がけること
まず、雪山は夏山に比べ、時間も体力も2倍ほど消費すると思って挑んでください。
また、初心者の方は「無風・晴天」が絶対条件です。
吹雪(ホワイトアウト)になると一瞬で景色が消え、トレースも風でかき消されてしまいます。
ゴン俺らも今は風と天候を調べて行ってるで!
実は私たちも一度、山形県の蔵王で吹雪に遭遇し、視界ゼロの中で一時的に「方角」を見失い、絶望的な恐怖を味わったことがあります。 雪山において「視界がない」ことは死に直結します。少しでも天候が怪しい時は、勇気を持って中止するか、すぐに引き返すようにしましょう。
また、吹雪でなくとも降雪していると「トレース(踏み跡)」が一瞬で無くなり、踏み固めて進む必要が出てきます。この作業が非常に大変です。1歩進むごとに足が新雪に沈み込み、沈み込んだ足を引き、体力は更に消耗しますので、初めての雪山登山は必ず無風・晴天の日を選んでくださいね!
装備紹介
では実際に使っている装備を紹介します!ここは、お金をかけた方が良いなってところは正直に書いてます。また、同レベルの製品の商品リンクも貼っておきますので参考にしてくださいね♪
ハチこれが正解!ってわけではないから、みんなも試行錯誤してみてね!
ドヤァ〜!なゴンコスパ重視の俺たち流の装備だぜ!
装備品①着用しているもの

家から着て行っているもの一覧です。
①レインウェア…一番外に着用(アウターウェアとして使用)
ヘリーハンセンの透湿防水仕様のものを使っています。ゴアテックスではなく、上下2万程度の廉価品ですが十分に機能しています。※アウトドア店員さん曰く、ゴアテックスは透湿防水のバランスが非常に良く快適だそうです。
一番外に着るアウターウェアは、防水性能があるものをなるべく常に着て行動してください。服に雪がくっつき、溶けて濡れることを防ぎます。また、下に服を着込みますので少しゆとりがあるサイズがおすすめです。
ハチ心の声お金があれば…ゴアテックスレインウェアが欲しいなぁ
②フリース…レインウェアの下に着用
mont-bell フリース(クリマプラス200)を使用しています。軽くて暖かいアウトドアブランドのものがおすすめです。レインウェアを上に着るので防風性は必要ありません。体にフィットしたサイズがおすすめです。
③防寒肌着…フリースの下に着用
ユニクロの極暖ヒートテックを着用しています。暑いとフリースを脱ぐことがあるので上はタートルネックタイプのものを使用しています。お金に余裕があれば、mont-bellのメリノウール(中厚手か極厚手)が良いです。
ドヤァ〜!なゴンそろそろ軍資金を貯めて下記を買う予定だ!
焦るハチヒートテックだと汗かくとべちゃるのよねぇ〜。汗っかきさんは良いやつ買ってね!
④靴下
mont-bell メリノウール アルパインソックスを使用しています。ここはお金をかけてます。寒いとマイナス10度など当たり前の世界です。手足から凍傷になるので足は快適に!
⑤帽子
帽子は、0度を下回る時、風がある時は耳まで覆えるコロンビアの防寒防止を使っています。0度以上で暖かい時、風がない時は、ニット帽を使っています。※風があると耳まで覆わないと寒くて耐えられません。
ハチコロンビアはもう廃盤みたい。ノースフェイス貼っといたよー!
登山靴
登山靴は夏山で使っているローバーやノースフェイスを使用しています。本来なら雪山用の登山靴を履くべきでしょうが、非常に高価なので手が出せません。防水仕様の硬めの登山靴なら問題なくスノーシューを履けますが、やはり寒いので靴下はしっかりしたものを愛用しています。
ハチ資金に余裕のある人は足にあった雪山登山ぐつを買うといいよ!
焦るゴン俺らも↓こんなやつが本当は欲しいんですが…
装備品②着用しているもの(出発前に装着)

スキー場の駐車場で装着している装備です。
①スノーゲイター
ズボンと靴の間から雪が入るのを防ぎます。適当な安いので十分です。
②アウター手袋
防寒テムレスを使用しています。防水で保温性の高いものを使用してください。0度以上ならテムレスとインナー手袋で十分です。ただし、マイナス10度を下回ると防御力が物足りないので…いつか良いものを買いたいです。
中にインナー手袋をするので、一回り大きいサイズを買うのがおすすめです。
ドヤァ〜!なゴン男は黙って、青いテムレス!!
ハチ手が冷え性の人はちゃんとしたのを買おう!
③インナー手袋
mont-bellのメリノウールを使用しています。ここはアウトドアブランドのきちんとしたものを購入してください。手は凍傷になりやすいのでお金をかけましょう。アウター手袋をするので、サイズはピッタリしたものを選んでください。
ゴンモンベルがなかったから、ミレーのちょっと良いやつ紹介しとくでー!
④サングラスorゴーグル
基本的にゴーグルを使用していますが、3度以上程度の暖かく無風な時はサングラスで大丈夫です。安いもので十分ですが、雪山は日差しの照り返しが強い&風が吹いた時に雪が目に入って痛いので、必ず目を保護してください。
ハチ山の天気は変わりやすいから、よっぽどのことが無い限り、ゴーグルがいいよ!ほんと目が痛いからね!!
焦るゴンただ暑いとゴーグル汗かくねんなー!!
【あると安心!】ネックウォーマー
画像にはありませんが、寒さが苦手な方は、着脱しやすく、ある程度幅のあるネックウォーマーもあると便利です。寒いときは首に巻いたり、吹雪いたら顔を覆えます。吹雪は顔に雪が刺さるような痛さですので、なるべく肌を露出しないようにしましょう。
※フリースが首まであるのと、レインウェアも首までジップが上がるので使用しないことが多いですが、あると安心です。
ハチ私はボタンで着脱できるやつにしてる!
風が無いとほぼ使わないけど、あれば安心だよ!
必需品 必ず持って行くもの

リュックには必ず下記のものを入れています。
①ダウン
ノースフェイスのダウンを持っていっています。これは防水では無いので、寒くなったらレインウェアの下に着ています。ダウンにはお金をかけてください。暖かさと軽さが命です。雪山登山は想像以上に体力を使いますので、なるべく軽い方が良いです。
得意げなハチフードがついてると暖かくて良いよ!
焦るゴンノースフェイスはメンズはフード無いねんなぁ〜!!なんでや!!
②ダウンベスト
ユニクロのダウンベストを持っていってます。邪道かもしれませんが「ちょっと寒いな」という時に本当に便利です。コンパクトにまとまって軽いのもポイントです!現在は廃盤なので似たようなものを紹介しておきます。
ハチこれが便利で長年愛用してるのよ〜!
③保温水筒
暖かいお茶を常備しています。登っているときは暑いのですが、ご飯などで止まると一気に冷えます。その時にお茶を飲むと癒されるのでからなず持って行っています。雪山用の高い商品もありますが、夏季保冷バッグで包めば登山中でも冷めにくいです。
ゴン今は↓のやつ+保冷バッグで節約してるで!
ハチ心の声本当は↓のやつが欲しい…
④保温バッグ
水筒やご飯が冷たくならないように、少し厚手の保冷バッグに入れています。
【必ず持っていこう!】行動食
写真には写っていませんが、行動食は必ず持って行ってください。私たちはコンビニで調達した、おにぎりやサンドイッチをササッと食べています。その他、一口でサクッと食べられるチョコやグミ・干し梅などを持って行っています。想像以上にエネルギーを使うのでお腹が空きますよ!
ハチ何でも良いんだけど、手袋を二重にするからパッケージを器用に開けたりが難しいよ!個包装はやめて、↓みたいに簡単に開けられるタイプがおすすめ!
ゴンボトルにいろんなお菓子を詰めて、口に放り込むのもありだと思う!
おすすめリュックサック

リュックサックは二気室構造の「ノースフェイス チュガッチ35」を愛用してます。リュックの内部が上下2つの部屋に分かれているのでカメラ機材とその他の荷物を分けられます。(内部は1つに統合することも可能)スノースポーツ用なのでストックやスノーシュー、スキー、スノーボードの板も取り付けられるので雪山中級者・上級者の方も使っています。これでなくても全然大丈夫ですが、最低でも撥水加工のされているものにしましょう。雪がくっついたり濡れたりして中が濡れたら大変です。
ゴン夏の登山でも便利で使ってる!リュックは安いのでも1万はするから、どうせなら良いやつ買ったら良いと思うで!
装備品③装着しているもの(ゴンドラを降りたら装着)

ゴンドラを降りた後、登山開始前に装着します。
スノーシュー
アトラス ヘリウム TRAIL 23 を愛用しています。山岳用もあるのですが、私たちはあまり高い山はアタックしないこと、当時はこれが一番軽量であったことからこれにしました。(予算的にも…これがお財布に優しかった)
現在は山岳用でもっと軽いモデルもありますので、資金に余裕のある方はなるべく軽いモデルを選ぶと疲れにくいですよ!
▼私たちが愛用している「アトラス ヘリウム TRAIL 23」
※適性体重があり、体重でサイズが変わるのでお気をつけください。
▼今出てるアトラス最軽量モデル「アトラス ヘリウム BC 23」
※適性体重があり、体重でサイズが変わるのでお気をつけください。
焦るゴンなにぃ〜!!今はもっと軽いのが出てるのか!?これが欲しい!!
ハチスノーシューの簡単な説明は後述してるよ〜!
トレッキングポール(ストック)
ダバダ トレッキングポール (カーボン製)を愛用しています。トレッキングポールにこだわりが無く、軽くて安かったので…。スノーシューは歩きにくいのでトレッキングポールがあると支えになって転びにくいです。先端のバスケットはちゃんと付けておきましょう。雪に沈み込みにくくなります。
ハチスノーシュー同士で踏んづけてよく転びそうになるよ!
※ハチは1回の雪山登山で5回くらい転びそうになりますが、トレッキングポールに支えられ2回くらいで済んでいます。
スノーシュー「ヒールリフター」について
雪山登山で欠かせない「スノーシュー」ですが、「ヒールリフター(クライミングバー)」という機能が非常に便利ですので、購入時は「ヒールリフター」があるか否かを確認して購入してください。
ヒールリフターとは?「急な登り坂を劇的に楽にする、かかとの底上げパーツ」のことです。
| 仕組み | 針金状のバーを立てて、かかとを高い位置で固定します。 |
| メリット | 急斜面でも足首を水平に近い状態に保てるため、ふくらはぎの疲れを劇的に軽減できます。 |
| 使いどころ | 平地では下げておき、登り坂に差し掛かったらパチンと立てて使います。 |
ヒールリフター未使用時 イメージ
焦るハチ靴紐は適当に結んでるよ!登山時はちゃんと結ぼう!


ヒールリフター使用時 イメージ


こんな感じで、坂道でかかとを上げることができますので、急斜面を登る時に非常に楽です。購入時には是非「ヒールリフター」が付いているものを選んでくださいね!
まとめ
何回もの雪山体験を経てたどり着いた、私たちのリアル雪山装備はいかがでしたでしょうか?
私たちも最初は「知識も経験も、そして予算もない!」という状態からのスタートでした。ネットで調べ尽くし、お店の方に何度も相談してようやく今の形が出来上がりました。実際に一歩を踏み出してみると、そこには心躍る絶景や、雪山特有の吸い込まれるような「静寂」があり、夏山では決して味わえない感動が待っていました。勇気を出してデビューして、本当に良かったと思っています。
今回の装備は、あくまで低山でのスノーシューハイクを想定した初心者向けのセレクトです。これから雪山を始めてみたい!という方の参考になれば幸いです。
※本格的な雪山登山(ピッケルやアイゼンが必要なルート)を目指す方は、必ずアウトドアショップなどのプロに相談し、専用の重登山装備を揃えてくださいね!
私たちが実際に行った雪山:八ヶ岳(北横岳・雨池)、蔵王(お釜・刈田岳)、西大巓
得意げなハチゴンドラに乗れば、意外とちょこちょこっと歩くとすぐに絶景に出会えるのが雪山登山の魅力だよ!
ドヤァ〜!なゴンもっと稼げるようになったら、装備をグレードアップして、また紹介するな!!
ゴン俺たち憧れの装備を先に使って使用感を教えてくれてもええで!



