【熊本】阿蘇 米塚|まるでアート!可愛いお椀型の絶景と伝説を眺めに行こう!

阿蘇パノラマライン からの米塚(草千里展望所)
阿蘇パノラマライン からの米塚(草千里展望所)

熊本県阿蘇にひっそりと佇む「米塚(こめづか)」は、その名の通り、まるで米を積み上げたような、とっても可愛らしいお椀型の小さな山です。阿蘇山の中にある小さな火山で、国の天然記念物にも指定されています。
この米塚には、古くから伝わる心温まる伝説があるのをご存知ですか? 今回は、米塚の魅力と、その可愛らしい姿をベストな角度で楽しめるスポット、そしてちょっとした注意点まで、たっぷりご紹介します。

本ホームページは、すべての絶景スポットを自分たちで実際に行って見て、撮った写真を使っています!評価も忖度なし!
メロメロ ハチ

なんか、ぽこっと可愛い山だね!

ゴン心の声

まるで緑のプリンみたいだぞ!

ハチ心の声

あ、お腹空いてきた・・・。

目次

【米塚について】自然が作り出した可愛らしいお椀型の山

米塚 2015年撮影
米塚 2015年撮影
ハチ?

こんな可愛い形、どうしてできたんだろう?

ゴン三さん

火山噴火の跡なんだぞ!真ん中の窪みは火口の跡なんだ。

米塚は、その昔、阿蘇山の噴火によってできた小さな火山体です。標高は約954mとそれほど高くありませんが、周囲の雄大な景色の中にぽこっと現れるその姿は、まるで絵本に出てくるような可愛らしさ。山全体が美しい緑の草で覆われているので、季節によって表情を変えるのも魅力の一つです。
特に新緑の時期は、一面が鮮やかな緑色になり、そのお椀型のフォルムがより一層引き立ちます。阿蘇パノラマラインをドライブしていると、目に飛び込んでくるその姿は、思わずカメラを向けたくなるほどの絶景です!

メロメロ ハチ

本当に緑の絨毯みたいだね!

カメラ小僧 ゴン

秋や冬は葉が枯れて茶色で微妙やでー。

米塚はその可愛らしい見た目から、昔から人々に親しまれてきました。中でも有名なのが、こんなお話です。

カメラ小僧 ゴン

昔々、阿蘇の神様が飢饉で苦しむ人々のために、空からお米を降らせたんだって!

ハチ

そのお米が積み重なってできたのが米塚なんだね!

カメラ小僧 ゴン

そして、てっぺんの窪みは、神様が人々にお米を分け与えるときに、お椀から少し減ってしまった跡らしい!「阿蘇のえくぼ」とも言われてるでー!

【米塚と熊本地震】地震の爪痕がまだ残る米塚

実は上記2枚の写真は2016年熊本地震前の写真(2015年撮影)です。熊本地震によって、米塚にはヒビが入ってしまい、10年近く経った現在でも未だ修復されていません

ひび割れた米塚
ひび割れた米塚 2022年撮影
ガーン!ハチ

ヒビが入って、美しさが半減・・・悲しいね

米塚以外にも、阿蘇を走っていると地震によるひび割れが多数見ることができ、熊本地震の怖さを目の当たりにすることができます。阿蘇に行った際は、是非とも熊本地震の凄さ、怖さにも注目して観光してみてください。

【米塚の楽しみ方と注意点】登山はNG!最高のビューポイントは?

米塚は、阿蘇山周辺の主要な観光ルートである「阿蘇パノラマライン」からその美しい姿を見ることができます。特に、草千里ケ浜の少し北にある「草千里展望所」Googleマップで場所を確認)からは、トップ写真のような全体像を綺麗に眺めることができます。また、米塚草原Googleマップで場所を確認)ではちょっとした路駐スペースがあり、目の前に米塚を見ることができます。

ドヤァ〜!なゴン

ドライブ中に「あ、米塚だ!」って見つけられるのが楽しいぞ!

また、米塚のすぐ東側を通る県道111号線からも、比較的近い距離でその姿を見ることができます。米塚撮影スポットGoogleマップで場所を確認)こちらは、少し高い位置から米塚を撮影できるので、米塚の雰囲気を味わいたい方におすすめです。

カメラ小僧 ゴン

車を停める場所は気を付けるんやで!

重要! 米塚はその可愛らしい見た目から、つい登りたくなってしまうかもしれませんが、登山は禁止されています。自然保護のため、また安全のためにも、絶対に立ち入らないようにしましょう。

ゴン三さん

美しい米塚を守るためにも、みんなでルールを守ろう!

米塚の基本情報・ベストシーズン・持ち物【まとめ】

カメラ小娘 ハチ

毎年3月ごろに米塚の野焼きが行われるみたいー。
それもちょっと見てみたいなー

おすすめ度: ★★★☆☆
アクセス度: ★★★★★
住所: 熊本県阿蘇市乙姫(阿蘇パノラマライン沿い)
ベストシーズン: 草が緑になる春(5月頃)~夏が特に美しいです。特に新緑の季節がおすすめです。
アクセス方法: 車。阿蘇パノラマライン沿いに何ヶ所か展望所があります。詳細は上記記事をチェック
服装・持ち物: 基本的には車窓や展望所からの見学となるため、特別な装備は不要です。阿蘇山周辺は風が強い日もあるので、羽織るものがあると良いでしょう。
料金: 無料
米塚のGoogleマップ: 地図を見る

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ハチ先生

米塚以外にも、阿蘇には見どころがたくさんあるぞ!

ゴン三さん

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