
SONY α7RⅡ+SIGMA 24-70mmF2.8DGDN
静岡県島田市川根町。緑鮮やかな茶畑の中に堂々と一本だけ咲き誇る桜があります。
その名は「牛代の水目桜(うしろのみずめざくら)」。
茶処・静岡を象徴する「茶畑の緑」と「桜のピンク」の美しいコントラストは、多くの写真家を魅了してやみません。今回は、実際に現地を訪れて撮影した経験をもとに、この絶景スポットの撮影ポイントやアクセス、注意点について詳しく解説します。
牛代の水目桜とは?
牛代の水目桜は、長寿で知られる品種「エドヒガンザクラ」の一本桜です。
樹齢は推定300年を超え、樹高20m、目通り幹周り4.2mという圧倒的な存在感を放っています。その歴史的価値と美しさから、島田市の天然記念物にも指定されています。
ゴン?「水目」って不思議な名前だね。水に関する何かがあるのかな?
ハチ先生樹皮の模様が「ミズメ」という木に似ているからそう呼ばれているよ。
ちなみに「牛代(うしろ)」はこの場所の地名だね。
牛代の水目桜の撮影ポイント
ここからは具体的な撮影テクニックをご紹介します。
牛代の水目桜の定番構図といえば、トップの写真のような「俯瞰(ふかん)」での撮影です。
少し高い位置から見下ろすことで、桜の花がよりボリューム満点に見えるだけでなく、周囲に広がる幾何学的な茶畑、そして背景の山々を含めた「三段構図」を作ることができます。
カメラ小僧 ゴン撮影場所は道路脇が少し高台(丘)になっているから、現地に行けばすぐにわかるぞ!

SONY α7RⅡ+SIGMA 24-70mmF2.8DGDN
定番の俯瞰だけでなく、少し場所を変えて茶畑の横から見上げるアングルもおすすめです。
茶畑独特の「畝(うね)」のラインを手前に入れたり、前ボケとして活用したりすることで、写真に奥行きとストーリー性が生まれます。

SONY α7RⅡ+SIGMA 14-24mmF2.8DGDN
一方で、桜の根元にある柵の目の前から撮影すると、上の写真のようになります。
超広角レンズのパースペクティブ効果もありますが、上から見た時の迫力に比べると、幹が細く、こぢんまりとした印象になりがちです。
カメラ小僧 ゴンこの桜は、離れて撮影したほうが、枝が目立たず花がモリモリになるで!
得意げなハチ茶畑は農家さんの私有地だから、絶対に入っちゃダメだよ!
要注意!緑になるライトアップ
開花期間中は夜間のライトアップも行われます。夜空に浮かび上がる一本桜は幻想的ですが、撮影においては大きな落とし穴があります。
まずは、何も対策せずにオート設定で撮影した1枚をご覧ください。

SONY α7RⅡ+SIGMA 24-70mmF2.8DGDN
驚愕のハチえっ…なんかすごい緑色じゃない!?
実は、ここのライトアップには「水銀灯」が使われているため、カメラでそのまま撮影すると全体が強烈な緑色(グリーン被り)に染まってしまいます。
JPEG撮って出し派の方には、かなり厳しい撮影環境と言えるでしょう。
カメラ小僧 ゴンここから先の写真はRAW現像で「色被り補正(マゼンタを足す)」をして、緑色を中和しているぞ!

SONY α7RⅡ+SIGMA 24-70mmF2.8DGDN
ハチおー、ちゃんと綺麗な桜色になってる! さすがだね!

SONY α7RⅡ+SIGMA 14-24mmF2.8DGDN
しっかりと色補正を行えば、月明かりとのコラボレーションなど、昼間とは一味違った妖艶な姿を写真に収めることができます。

SONY α7RⅡ+SIGMA 24-70mmF2.8DGDN

SONY α7RⅡ+SIGMA 24-70mmF2.8DGDN
車でのアクセスについて
牛代の水目桜は山間部の集落に位置しているため、アクセス途中には道幅が狭い箇所が存在します。
基本的には2車線の道路が続きますが、一部すれ違いに注意が必要な場所もあります。
運転に不安がある方は、事前にGoogleマップのストリートビューなどで周辺の道路状況を確認しておくことを強くおすすめします。
アクセス・おすすめ時期など
得意げなハチ大井川鐵道「家山駅」からは歩くと40分以上かかるから、車かタクシーで行くのがおすすめだよ!
| おすすめ度 | ★★★☆☆ ★5:感動の絶景 ★3:万人におすすめ ★1:玄人のあなたこそ |
| 住所 | 静岡県島田市川根町家山(牛代集落) |
| おすすめ時期 | 3月下旬~4月上旬 ※ソメイヨシノより少し早め |
| 公開時間 | 24時間(ライトアップは日没〜20:00頃) |
| アクセス | 新東名「島田金谷IC」より約25分 大井川鐵道「家山駅」より車で約10分 |
| 料金 | 無料 |
| 確認日 | 2026年1月 |
県内の他の絶景スポット
ハチ近くには有名な「家山の桜トンネル」もあるから、セットで回るのがおすすめだよ!
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