
SONY α7CⅡ+SIGMA 24-70mmF2.8DGDNⅡ
岐阜県関市、根道神社のほとりにある「名もなき池」。通称「モネの池」。
透明度の高い湧き水に、優雅に泳ぐ錦鯉と睡蓮の葉が重なる姿は、まるでクロード・モネの代表作『睡蓮』そのものです。
しかし、非常に有名なスポットゆえに、ネット上の写真だけを見て行くと「思っていた色と違う…」と戸惑うこともあるかもしれません。
今回は、モネの池を美しく撮るための順光・逆光の考え方や、必須アイテム「PLフィルター」のテクニック、そしてネットで見る『青すぎる池』の正体まで、本音でレポートします。
【実例】モネの池で撮影した写真と設定データ

SONY α7CⅡ+SIGMA 24-70mmF2.8DGDNⅡ
モネの池には、入り口側と、その向かい側の小さな橋という2つの主要な撮影ポイントがあります。太陽の向きによって「順光・逆光」が入れ替わるため、時間帯に合わせて場所を選ぶのがコツです。
得意げなハチ橋の上に立っている素敵なモデルさんは、一体誰だろう…!?
痛い子ハチあっ!よく見ると私だった!平日で空いていたから、ゆっくり撮影できたね。

SONY α7CⅡ+SIGMA 24-70mmF2.8DGDNⅡ

SONY α7CⅡ+SIGMA 24-70mmF2.8DGDNⅡ
こちらは入り口側から。水面が落ち着いていて、鯉の影までくっきり見えます。水面に写り込んでいる白い木も絵画感を更に高めていると思います。

SONY α7CⅡ+SIGMA 24-70mmF2.8DGDNⅡ
こちらは橋の上から撮影。睡蓮の葉が近くにあるので、より絵画的な構図を作りやすいです。赤い模様のある錦鯉がやってくる瞬間をじっくり待って狙いましょう。
鯉が動いているので、被写体ブレを抑えるためにISOをやや上げてシャッタースピードを1/400secくらいになるようにしています。被写体ブレが起きないシャッタースピードを追求してはいないですが、1/400であれば問題なさそうです。
モネの池 撮影のコツ:順光と逆光
カメラ小僧 ゴンここの撮影で一番大事なのは、水面の反射をどう制御するか、やな!
Aさん水面のテカリを抑えるなら、基本は『順光』での撮影がセオリー。入り口側はお昼頃、橋側は午後過ぎが順光になるぞ!
焦るゴンな、なんか現場にいた詳しい人が解説してくれた!?
モネの池の撮影は、水面の光の反射との戦いです。逆光の位置から撮ると水面が白く反射してしまいます。そんな時は、迷わず自分が動いて太陽を背にする「順光」のポジションを探しましょう。

SONY α7CⅡ+SIGMA 24-70mmF2.8DGDNⅡ
午後、橋側から撮影した失敗例です。睡蓮の葉が反射で白くなっているのと、水面の反射に鯉の姿が消えてしまいました。編集である程度は抑えられますが、やはり現場での対策が不可欠です。
ハチ?あれ?でも数枚上の写真は、同じ時間の同じ場所なのに水面がクリアだよ?なんで?
厨二病ゴンフッ…俺様が『奥義』を使ったからだ。気になるか?ならば次の章を読むが良い!
奥義:PLフィルターで反射を消し去る
水面や葉のテカリを取り除き、水中の透明感を最大限に引き出すアイテム。それがPLフィルター(偏光フィルター)です。
厨二病ゴンPLフィルターなしでモネの池を撮るのは、聖剣を持たずに魔王に挑むようなもの。ただの無謀だ!
ハチ心の声(順光ならなくても撮れるけど…でも逆光でも好きな構図を狙えるのはデカいよね…)

SONY α7CⅡ+SIGMA 24-70mmF2.8DGDNⅡ
フィルターの枠をクルクル回して調整するだけで、ご覧の通り!水面の反射が消え、水中まで驚くほどクリアに写ります。まさにモネの絵画のような深みのある写真になります。
厨二病ゴン今回、俺様が使った最強のPLフィルターはこれや!
ドヤァ〜!なゴン今回、使用したCPLフィルターのリンクを貼っておくぜ!K&Fコンセプトのフィルターは他メーカーよりやや安価やで!
※PLフィルターが効果を発揮するのは、逆光の反射です。順光の水面への映り込みを消すことはできません。
今回の撮影時刻だと、入り口側から撮影した時は順光になり、水面に白い木が写り込むのはPLフィルターで消せません。
青いモネの池の闇!?:画像編集の真実

SNSや画像検索で見かける、吸い込まれるような「青い水」のモネの池。たぶん、この写真を見ると「あー、これこれ、コレを見にモネの池に行ったんだ」という人もいると思います。
実はこれ、その多くが画像編集ソフトによる加工の結果です。
メロメロ ハチうわぁ…!これは幻想的!めちゃくちゃ綺麗!
ハチ?あれ?でも実際の池は、もっと「緑」だったよね?これって嘘なの?
カメラ小僧 ゴンこの写真は水の部分のみ青く補正してるのだ!
※補正ソフト(DXO photolab8)で、水の部分のみマスクをかけ、色温度を下げて青くしています。
写真編集は表現の一つなので、決して悪いことではありません。しかし、実際の池は緑に近い色をしています。
モネの池の紹介で青い池の写真しか紹介しないのは、違うと思います。青い写真を信じていくと、現地のギャップに驚くかもしれません。
根道神社:岐阜の神社文化に触れる

池のすぐそばには「根道神社」があります。岐阜県の神社は、拝殿の前に本格的な舞台(舞殿)が設置されている独特の構造が多く見られます。
ゴン?なんで境内にこんなに立派な舞台があるの?
ハチ先生岐阜は「地歌舞伎」が盛んな土地柄。神様に芸を奉納するために舞台を作る文化が今も大切に守られているんだよ!
モネの池まとめ
ハチ先生最後に、モネの池の撮影についてまとめたよ!
・順光、逆光で撮影ポイントを変えよう!
・PLフィルターがあると逆光での撮影で役に立つ!
・睡蓮の花が咲く時期(6~10月)は、朝に訪れよう!睡蓮の花は午前中には開いているが、午後には閉じます。
アクセス・おすすめ時期など
| おすすめ度 | ★★★☆☆ ★5:感動の絶景 ★3:万人におすすめ ★1:玄人のあなたこそ |
| 住所 | 岐阜県関市板取白谷 |
| おすすめ時期 | 6月〜10月(睡蓮が咲く時期) ※睡蓮は朝に開花し、昼過ぎには閉じるため午前中が狙い目です。 |
| 公開時間 | 24時間(参拝・見学自由) |
| アクセス | 無料駐車場多数あり |
| 料金 | 無料 |
| 公式HP | なし |
| 確認日 | 2026年5月 |
得意げなハチ次は睡蓮の咲いている季節に行きたいね!
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