【青森】恐山 日本三大霊場 日本最強パワースポットの無料温泉でほっこり

恐山

青森県むつ市の外れ&本州の端っこにある、恐山は日本三大霊山・日本三大霊場・日本三大霊地の3つに入っている活火山の名称です。あらゆる三大○○に入っており、まさに日本最強のパワースポットであると言えます。

ここには、「霊場恐山菩提寺」という由緒正しいお寺が1200年前よりあります。この敷地内には「地獄谷」「血の池地獄」など各種地獄を見ることができたり、敷地内に沸いた温泉に無料で入れて天国を体験できたりします。

活火山と仏教信仰が織りなす「ここは地獄か?天国か?」と思うような摩訶不思議な光景を見ることができますので、是非行ってみてください。

目次

まずは三途の川を超える

ゴン

ハチさん、ごめんやけど「恐山」に行くために
まずは三途の川を渡らねばならぬ
のだ。

驚愕のハチ

さ、三途の川!?

三途の川 恐山

この地では「死ねばお山へ行く」と言われています。「恐山菩提寺」はまさに、死者の魂が集まってくる場所と考えられています。

また、仏教では、死者の魂は三途の川を渡り、次の世界へ向かうと言われており、恐山に行くために「三途の川」を一度渡る必要があるのです。この橋は渡れませんが、その横にある車道を通って、我々も一度「三途の川」を渡り、恐山にお参りをしてきました。

三途の川を渡るのは有料!?

ゴン

ハチさん、ハチさん、
三途の川は有料橋なんだよ。

六文銭は持ってきた?

ハチ?

ろ、六文銭?

 三途の川には、「奪衣婆」という冥界の官吏と、「懸衣翁」という鬼が待ち構えています。渡り賃である六文銭を支払わなければ、まず「奪衣婆」に身ぐるみを剥がされます。

そして、「懸衣翁」がその衣類を木の枝に掛けます。衣類には生前の業が宿っているとされており、木の枝が生前の罪の重さによって枝垂れるのです。

その枝垂れ具合によって、今後(死後)の処遇が決まります。恐山ではさまざまな地獄があり、罪を犯した魂は地獄に送られると言われています。

「奪衣婆」 恐山
「奪衣婆」
「懸衣翁」 恐山
「懸衣翁」
ガーン!ハチ

びぇぇぇー。
六文銭持ってない・・・。

カメラ小僧 ゴン

まぁ、という言い伝えがあるだけで、実際は無料なのだ!

ドヤァ〜!なゴン

まぁ、恐山は亡くなった方の魂が行く場所という話やから
三途の川を渡るのが必須なんやな!

恐山にある地獄と天国

地獄谷 恐山
地獄谷
ゴン

恐山にはたくさん地獄と天国があるんだ

ハチ?

ふぇ??

天国に行くも、地獄に行くも、銭が必要

ドヤァ〜!なゴン

ちなみに、三途の川は無料でも、
恐山は有料(500円)なんやで!!笑

驚愕のハチ

どこに行くにも、銭はやっぱり必要やんけ!

 恐山は、県道4号の終点にあります。
三途の川を超えて、すぐに終点に着きますが、そこが大きな駐車場(無料)となっています。車を止めたら参拝者は全員、大きな門「総門」に向かい、入場料を払います。

ゴーン(泣)

六文銭は300円くらい?と言われているから、
三途の川で徴収された方が安かったな。

地獄と天国を回ろう!

境内散策は1周3キロ徒歩40分ほどかかります。また岩がゴツゴツした場所を歩くので、歩きやすい靴がおすすめです。

驚愕のハチ

三途の川もだけど、硫黄の匂いがむわっとするね!

 恐山には、8つの地獄があります。「血の池地獄」「重罪地獄」「どうや地獄」・・・などなど。
その中でも最も恐ろしいのが「無間地獄(むげんじごく)」地獄が永遠に続くというものです。どの地獄も、恐山ならではの自然の風景と調和した形で表現されており、まるで異世界に来たような怖さを感じることができます。

水子供養地蔵尊 恐山
水子供養地蔵尊
六地蔵 恐山
六地蔵

 地獄と地獄の間には、仏様がいらっしゃいます。
「千手観音」「延命地蔵」「水子供養地蔵尊」「六地蔵」などがあり、まさに地獄と天国が隣り合わせに存在しています。

ハチ

地獄で苦しむ魂を救ってくれているのかな?

最後にたどり着くは、極楽浄土

極楽浜 宇曽利湖 恐山
極楽浜

 恐山の一番奥に通称「極楽浜」と言われている湖「宇曽利湖」があります。
ここは、極楽浄土を表しており、浜辺には漂流した木片や風車があり、天国にいるような風景を見ることができます。
本当に美しい風景です。

青くてとても綺麗ですが、恐山は活火山のため火山ガスや硫黄泉が湧き出ており、その影響によりここは強い酸性の湖になっています。動植物もほとんど住んでいないため、このような美しさを保っているようです。

カメラ小僧 ゴン

浜が白くて、水が青くて・・・
ほんま綺麗や!!

ハチ心の声

極楽浄土も甘くない・・・。

恐山散策の後は温泉に入ろう!

 恐山の「総門」から「本堂」までにまっすぐ伸びる参道の脇に参拝者が使用できる無料温泉があります。
(写真は撮り忘れてしまったのですが・・・。)本来は「参拝前にこの温泉で身を清めてから参拝する」と言う目的で使用され、参拝者全員が入っていたそうですが、現在はその式たりは薄れ、好きな時に入っているそうです。

泉質は肌がピリつくほどの強酸性、お湯は熱々で硫黄が充満しているので常に窓が開け放たれています。洗い場はありません。温泉は、小屋が4つあって、「男湯」「女湯」「混浴」「男女入れ替え制」となっています。※5月1日〜10月31日が入用可能時期です。


我々は、参拝後の疲れを癒すために入浴し極楽浄土を味わってから帰りました。

ドヤァ〜!なゴン

混浴!!一択じゃ!!!

ハチ

はーい。
普通にゴンは「男湯」ハチは「女湯」に分かれて入ったよ。

ゴーン(泣)

俺の MY DREAM!!

温泉とは知らずに窓から覗いてしまう方もいるようですので、お気をつけください。入り口に小さく「男湯」など書いてあるだけで遠目から温泉とはわかりにくい作りになっています。おまけに小屋からもくもく湯気が出ているので我々も思わず覗きそうになりました。。。

厨二病ゴン

次は覗くしかないな!

ハチ心の声

犯罪者はスルー

ハチ

ちなみに!青森と言えば「酸ヶ湯」も硫黄臭い温泉で有名だけど、
「酸ヶ湯」よりは臭くなかったよ!

ハチ

めっちゃ熱かったけど、肌がピリピリはわかんなかった!

ハチ

是非、入山前にタオルを準備して入浴して帰ってね!

ゴーン(泣)

覗くのは冗談だよー。
無視しないでやー。

恐山のアクセスとおすすめ度

得意げなハチ

この世とは思えない、景色が広がってますので
是非行ってみてね!

おすすめ度:★★★★☆
住所:青森県むつ市田名部宇曽利山3−2
オススメ時期:5月1日-10月31日(温泉入浴可能時期)
アクセス方法:車(駐車場無料) バス(恐山線参照:1日4便ほどしかないので不便かも)
料金:入山料500円
恐山菩提寺の地図:地図を見る

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